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日産、「プロパイロット 2.0」搭載の新型「スカイライン」をまもなく発表

2018年度決算発表会にて

2019年5月14日 開催

「プロパイロット 2.0」搭載の新型「スカイライン」をまもなく発表すると語った日産自動車株式会社 代表取締役社長 CEO 西川廣人氏

 日産自動車は5月14日、2018年度(2018年4月1日~2019年3月31日)の通期決算説明会を神奈川県横浜市にあるグローバル本社で開催。この中で日産自動車 代表取締役社長 CEO 西川廣人氏は「プロパイロット 2.0を世界に先駆け、日本において新型『スカイライン』に搭載してまもなく発表する予定」と明らかにした。

 これは西川社長が現在進行中の経営戦略「NEW NISSAN TRANSFORMATION」について解説するプレゼンテーションで、成長戦略の1つとして進める自動運転技術「プロパイロット」の拡大の施策として紹介。日産ではプロパイロット搭載車の販売台数を2022年度で約100万台/年まで高める計画としており、この拡大に向けて技術自体も「複数レーンにおける運転支援技術」に進化させ、この技術を「プロパイロット 2.0」と表現。プロパイロット 2.0ではナビゲーションシステムと連動して高速道路の複数車線で運転支援を行ない、「レベル2からレベル3の間に位置する機能になる」と西川社長は解説している。

自動運転技術「プロパイロット」を2022年度までに20車種まで採用を拡大して20市場に投入。年間販売台数を100万台レベルに引き上げる計画。この施策の1つとして、「プロパイロット 2.0」を搭載した新型「スカイライン」を発表する
日産自動車 2018年度決算発表記者会見(1時間13分14秒)