ニュース

日産、インフィニティの経営体制変更。社長にクリスチャン・ヴァンデンヘンデ氏が暫定就任

1月に就任したクリスチャン・ムニエ氏は退職

2019年5月7日 発表

インフィニティモーターカンパニーの社長に暫定就任するクリスチャン・ヴァンデンヘンデ氏

 日産自動車は5月7日、インフィニティ事業を統括するインフィニティモーターカンパニー社長兼インフィニティ事業担当常務執行役員のクリスチャン・ムニエ氏が、新たなキャリアを目指したいとの本人からの申し出により退職すると発表した。

 ムニエ氏の退職に伴い、インフィニティモーターカンパニーの社長には、日産自動車のチーフクォリティオフィサー(CQO)のクリスチャン・ヴァンデンヘンデ氏が暫定的に就任、直接インフィニティ事業を担当する。

 また、現インフィニティ事業のグローバルVPのマイク・コレラン氏が現在の担当を継続して、ヴァンデンヘンデ氏を補佐するという。

クリスチャン・ムニエ氏

 ムニエ氏は、2019年1月に発表されたインフィニティの経営体制において、2015年1月から社長を務めてきたローランド・クルーガー氏の退職に伴い、社長に就任していた。

 ヴァンデンヘンデ氏は「クリスチャン・ムニエは、長きにわたり、同社の成長に多大な貢献をしてくれました。彼に感謝するとともに、今後の更なる活躍を祈っています。日産は、当社の高級ブランド部門であるインフィニティ事業の成長のために引き続き投資を行っていきます」とコメントしている。