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トヨタ、「アクア」など6車種、計1万9618台リコール。ハイブリッドシステムの停止で走行不能のおそれ

対象車両の製作期間は2018年2月6日~11月15日

2019年6月26日 発表

電圧変換装置(DC-DCコンバータ)

 トヨタ自動車は6月26日、「アクア」「カローラ アクシオ」「カローラ フィールダー」「シエンタ」「ヴィッツ」「JPN TAXI」の6車種、計1万9618台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2018年2月6日~11月15日。

 不具合の原因は、電圧変換装置(DC-DCコンバータ)において、生産設備の管理が不適切なため制御基板のはんだ付けが不十分なものがある。そのため、使用過程における冷熱の繰り返しではんだが剥離して、補機バッテリへの充電ができなくなることで警告灯が点灯。最悪の場合はハイブリッドシステムが停止して走行不能となるおそれがある。

 改善措置として、全車両のDC-DCコンバータの製造番号を点検して、該当する場合は良品と交換する。これまでに発生した不具合の件数は256件で、事故は起きていない。

改善箇所説明図