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ホンダ、エアバッグの不具合で「フィット」「ストリーム」「CR-V」など14車種50万8153台をリコール
交換修理用として装着された35車種850台も
2019年6月27日 19:36
- 2019年6月27日 発表
本田技研工業は6月27日、助手席側エアバッグの不具合で「フィット」「ストリーム」「CR-V」など14車種、50万8153台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車の製作期間は2000年8月29日~2008年8月9日。
対象モデルは国内で生産された「フィット」「ストリーム」「ザッツ」「モビリオ」「モビリオ スパイク」「アコード」「CR-V」「シビック フェリオ」「アコード ワゴン」「シビック ハイブリッド」、アメリカで生産された「エレメント」「シビック GX」、カナダで生産された「MDX」、タイで生産された「フィット アリア」。
不具合は、助手席側エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、環境温度や湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレーターの内圧が異常上昇して、インフレーター容器が破損するおそれがある。これまでの不具合件数は0件で、事故も起きていない。この不具合に対する改善措置として、全車両で対象のインフレーターを良品に交換する。
このほか、同日には交換修理用として出荷され、組み付けられた可能性のある車両が特定できた35車種850台についてもリコールを届け出。対象車の製作期間は2002年3月26日~2015年3月3日。
交換修理で不具合のおそれがあるインフレーターが運転席側、または助手席側に組み付けられており、改善措置として全車両で対象のインフレーターを良品に交換する。
対象モデルは「エリシオン」「エリシオン プレステージ」「オデッセイ」「アコード」「アコード ツアラー」「シビック」「シビック ハイブリッド」「レジェンド」「CR-V」「フィット」「フィット シャトル」「フリード」「インサイト」「ストリーム」「ゼスト」「ゼスト スパーク」「インサイト エクスクルーシブ」「ザッツ」「ステップワゴン」「ステップワゴン スパーダ」「クロスロード」「エアウェイブ」「エディックス」「モビリオ」「モビリオ スパイク」「フィット アリア」。