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プール付きカフェも登場する鈴鹿サーキット新観戦席「COURSE VIEW TERRACE」オープン
鈴鹿サーキット名物「タイヤカスさきいか」を使用したピザの提供も
2019年7月8日 00:00
- 2019年7月13日 オープン
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)は7月13日に、新たな観戦席となる「COURSE VIEW TERRACE」を、国際レーシングコースの北西側最終コーナーにオープンする。
COURSE VIEW TERRACEでは、ファミリーやグループに向けたプライベート観戦スペース「R-BOX」と、プール付きカフェのあるテラス席「COURSE SIDE PIZZERIA-GRAN VIEW-」を用意して、さまざまなニーズに合わせた観戦スタイルを提供する。
国際レーシングコース 最終コーナーの高台に新登場する「R-BOX」
ホームストレートから伊勢湾まで見渡すことができるR-BOXは、国際レーシングコースの最終コーナーの高台に設置された観戦席。2種類ある観戦席は全21区画に分かれており、最大8名で利用できる「R-BOX L」を12区画、最大6名で利用できる「R-BOX M」を9区画用意する。
観戦席は各BOXごとに仕切られているため、家族やグループだけのプライベート空間でゆったりとレースを観戦することができる。また、屋根付きのため天候に左右されることなくレースを楽しめる。設備としては、AC100Vコンセントや専用Wi-Fiを完備。また、ゆうえんちのモートピアに近い立地のため、子供を持つファミリーの観戦にもおすすめとしている。
プール付きのカフェで優雅にレース観戦できる「COURSE SIDE PIZZERIA-GRAN VIEW-」
R-BOXと一緒に設置された「COURSE SIDE PIZZERIA-GRAN VIEW-」は、涼し気な印象を与える「インフィニティプール」を備えたカフェ。レース開催時は1階に2名で利用できるテラス席を6区画、2階に4名で利用できるテラス席を5区画、それぞれ用意される。
実際に1階のテラス席に座ってみると、プール越しに見るレーシングコースの眺めはまるでリゾート地のようで、優雅な気分でレース観戦を楽しめるにちがいない。また、2階席に上がると、1階席より1段高い場所からより広くエリアを見渡すことができる。日立オートモティブシステムズシケインから最終コーナー、メインストレート、第1コーナー、最終コーナーの向こう側にあるダンロップコーナーの様子も確認することができる。
レース非開催日には1階に40席、2階に44席を備えるカフェとなり、地元三重県産の食材を使用したジェラートや鈴鹿サーキットオリジナルピザなどが楽しめる。店内では、1階に壁掛け大型モニター2台、AC100Vコンセント、専用Wi-Fiなどが用意される。
なお、R-BOX、GRAN VIEWに設置される専用Wi-Fiにおいて、手持ちのスマートフォンやタブレット端末を使用してレース中の順位やタイム差、走行している映像をリアルタイムで確認できる映像配信サービスが導入される。
鈴鹿サーキット名物「タイヤカスさきいか」を使用したピザも楽しめる
カフェスペースで提供されるメニューは、鈴鹿サーキットのお土産として人気の「タイヤカスさきいか」とイカスミソースを使用したピザ「タイヤカスブラック」(550円)や、三重県産の伊勢茶を使用した「伊勢抹茶ジェラート」(350円)など、鈴鹿サーキットならではのメニューが用意される。また、夏限定のメニューとして、辛口のジンジャーシロップとレモン、ミントの爽快さが心地よい「自家製辛口ジンジャーエール」(400円)なども登場する。
この夏の鈴鹿サーキットは、2輪による「鈴鹿8時間耐久ロードレース」(R-BOX、GRAN VIEWシートのチケットは完売)を7月25日~28日に、海外や国内のGT3マシンが参戦する「鈴鹿10時間耐久レース」を8月23日~25日に開催する。
オープンエアーで仲間と一緒にレースを満喫できる「COURSE VIEW TERRACE」は、長丁場となる夏の耐久レースにおいて新しい観戦スタイルを提供するスポットになると言えるだろう。