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米国マツダ・トヨタ合弁新工場、トヨタの生産予定車種を「新型SUV」に変更

2019年7月11日 発表

 トヨタ自動車は7月11日、2021年より完成車生産を行なうマツダとの合弁新会社「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.(MTMUS)」におけるトヨタ向け生産ラインでの生産予定車種を、「カローラ」から「新型SUV」へ変更すると発表した。

 今回の変更は、北米市場におけるSUV需要の高まりに応えるためのもの。MTMUSは、当初の予定通り2021年から生産を開始する予定で、北米で販売するカローラは、引き続き米国 ミシシッピ州のToyota Motor Manufacturing, Mississippi, Inc.にて生産を行なうとした。

 マツダとトヨタは、2017年8月に両社が折半出資で約16億米ドルを投資し、米国で30万台の生産能力を持つ完成車生産合弁会社を設立することに合意。2018年1月に工場建設地をアラバマ州ハンツビルに選定し、3月にはMTMUSを設立した。現在は、2021年の生産開始に向けて従業員の新規採用や工場の建設を進めているところだという。