Rally Japan復活に向けた「セントラル・ラリー愛知/岐阜 2019」。トヨタとヒュンダイ2台のWRCマシン参戦決定

TOYOTA GAZOO Racing（トヨタ自動車）の「ヤリスWRC」

　WRC日本ラウンド招致準備委員会は7月24日、11月9〜10日に開催する「セントラル・ラリー愛知/岐阜 2019」に、TOYOTA GAZOO Racing（トヨタ自動車）の「ヤリスWRC」とヒュンダイ・モータースポーツの「ヒュンダイi20クーペWRC」、2台のWRC（FIA世界ラリー選手権）マシンの参戦が決定したと発表した。ヤリスWRCは勝田貴元選手がドライブする。

　セントラル・ラリー愛知/岐阜 2019は、同委員会が招致活動を続ける「Rally Japan 2020」の開催に向けてのテストイベント。WRCの魅力を知ってもらうとともに、運営に携わる組織・スタッフの習熟やFIAの医療査察などを実施する。

　セントラル・ラリー愛知/岐阜 2019は、RC1クラスのWRCマシンを含むオープンクラスのほか、日本スーパーラリーシリーズや全日本選手権の各クラス車両が参戦できる枠組みで調整される。

　また、競技の一部は観戦エリアも用意。競技に関する詳細や観戦方法、チケット等については、決定次第発表予定。

ヒュンダイ・モータースポーツの「ヒュンダイi20クーペWRC」

・概要（2019年7月時点）
競技会名：Central Rally Aichi/Gifu 2019
開催日時：2019年11月7日～10日（※競技は9〜10日）
開催場所：愛知県長久手市 愛・地球博記念公園（サービスパーク/HQ）を起点とする愛知県内、岐阜県内の一般道路、林道および公園
格式：国際格式、国内格式
主催：MSCC/TMSC/M.O.S.C.O./SAN’S

・競技会参加クラス
オープンクラス
国際格式部門：A/R/N/RJ
日本スーパーラリーシリーズ（JRC）
国内格式部門：R/RJ/RPN/AE/RF

・競技コース
開催地：愛知県岡崎市、豊田市、新城市、長久手市、設楽町 岐阜県恵那市
距離：約150km（14SS合計）/約580km（リエゾン）合計約730km
路面：ターマック