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ランボルギーニ、5台の「ミウラ」が「第69回ぺブルビーチ・コンクール・デレガンス」に登場

「1960年代を代表するGT」として「ランボルギーニ・ミウラ・クラス」が誕生

2019年8月18日(現地時間)開催

「ミウラ SVR」(#3781)

 伊アウトモビリ・ランボルギーニは、8月18日(現地時間)に米国カリフォルニア州モントレーで開催される世界的クラシックカーイベント「第69回ぺブルビーチ・コンクール・デレガンス」に、「1960年代を代表するGT」として「ランボルギーニ・ミウラ・クラス」が特別に設けられると発表した。

 このランボルギーニ・ミウラ・クラスには、2015年に開設されたアウトモビリ・ランボルギーニのヘリテージ部門「ランボルギーニ・ポロストリコ」でレストアが行なわれた3台を含む計5台の「ミウラ」が参加。

 1966年に開催されたジュネーブ・モーターショーで初登場したミウラは、4つのオーバーヘッドカムを備える4.0リッターV型12気筒エンジンを横置きミッドシップレイアウト。当時の市販車として最速を誇ったほか、現代よりも規制が少なく、技術者やカーデザイナーが今よりも自由だった時代を体現する独自色の強いボディを採用。ジャンパオロ・ダラーラ氏とパオロ・スタンツアーニ氏という2人のエンジニア、ベルトーネの最年少デザイナーだった当時22歳のマルチェロ・ガンディーニ氏という、最年長でも27歳という若い技術者たちが作り上げた“現代的な最初のスーパースポーツカー”との位置付け。1966年~1973年の期間にイタリア サンタアガタ・ボロネーゼで763台が製造されている。

車台番号#3781のミウラ SVRは日本人オーナーが所有する車両で、2018年6月に中山サーキットで走行シーンも披露されている1台
車台番号#3673の「ミウラ SV」はFIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッド氏が所有するモデル
車台番号#3586の「ミウラ P400」は映画「ミニミニ大作戦」にも登場した車両