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ジェンソン・バトン選手、今週末のもてぎがSUPER GTラストラン

自身のインスタグラムで発表

2019年10月29日 発表

今シーズンでSUPER GTを離れるジェンソン・バトン選手(写真は2018年SUPER GT 開幕戦での記者会見の模様)

 ジェンソン・バトン選手は10月29日、自信のインスタグラムにおいて、今週末に開催されるSUPER GT 最終戦 ツインリンクもてぎを最後に、SUPER GTを離れることを発表した。

「今週末のもてぎでのシーズンフィナーレに先立ち、このレースがSUPER GTで最後のレースになることを発表したい」。

 元F1ドライバーであるバトン選手がSUPER GTへと戦いの場を移したのは2018年のこと。(当時の様子は関連記事「【SUPER GT開幕戦 岡山】2018年シーズン、SUPER GTに参戦するF1世界チャンピオン ジェンソン・バトン選手に聞く」参照)

「F1から離れることを決めたとき、何かほかの最高レベルのコンペティティブなレースに挑戦したいと思った」と言い、このSUPER GTでの活動はまさにそれを実現した2年だったとした。

「F1の時代から共に戦ってきたホンダと再びレースをすることができ、さらには最強のパートナーの1人とも言える山本尚貴選手とチームを組むことができた。参戦1年目にしてシリーズチャンピオンを獲得することができたことは、私が最も誇りに思っている結果の1つです」「私のキャリアの中でも、素晴らしいファンとその情熱にあふれた日本での活動は常に特別なものだった。そんな日本でレースをできることは、とても光栄だし多くの素晴らしい思い出を作ってくれた」とこの2年を振り返った。

チームメイトの山本尚貴選手と

 最後に、「ファンの皆さまやチーム国光、チームメイトの山本尚貴選手に感謝したい」「また私のキャリアにこのような素晴らしい機会を与えてくれたホンダ家族全員に感謝したい」と感謝のメッセージを記している。

 バトン選手のSUPER GTラストランとなる「2019 AUTOBACS SUPER GT Round8 MOTEGI GT 250km RACE」のチケットはまだ発売中だ。SUPER GTで走るバトン選手の最後の雄姿を見に足を運んでみてはいかがだろうか。

2018年シリーズ優勝を決めたときの様子。山本尚貴選手(左)、ジェンソン・バトン選手(中)、高橋国光監督(右)