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ブリヂストンが「CES 2020」初出展。自動運転の実現に向けたモビリティソリューションを展示

2020年1月7日~10日(現地時間) 開催

ラスベガス・コンベンション・センター

12月18日に発表された新技術。車両トラブルを未然に防ぐことを目的に開発した「Smart Strain Sensor(スマート ストレイン センサー)」も展示される

 ブリヂストンは、ラスベガス・コンベンション・センター(米国ネバダ州ラスベガス)で開催される「CES 2020」(現地時間:2020年1月7日~10日)に初出展する。

 ブースでは自動運転の実現に向けて、「次世代タイヤで拡張するモビリティ領域」「スマートタイヤテクノロジーで実現するモビリティの安全性」「ウェブフリートソリューションで進めるモビリティの効率化」といった3つのテーマで、モビリティの進化、安全性、効率性を支えるさまざまなモビリティソリューションを展示する。

 同社ではこれまで培ってきたタイヤに関する知見とデータを組み合わせて解析・活用し、社会課題の解決に向けたソリューションビジネスを展開することにより、持続可能な社会の実現に貢献していく姿を紹介するという。

次世代タイヤで拡張するモビリティ領域

「有人与圧ローバ」用タイヤ(接地体):国際宇宙探査ミッションにおいて、「有人与圧ローバ」が月面を走破するためにブリヂストンが技術開発を進めているタイヤ(接地体)。

各種非空気入りタイヤ:空気充填やメンテナンスが不要となり、パンクの危険性やダウンタイムを削減できる「エアフリーコンセプト」タイヤなど、さまざまな用途に向けた空気を使わないタイヤ。

スマートタイヤテクノロジーで実現するモビリティの安全性

Smart Strain Sensor:タイヤのひずみを感知することで、タイヤの荷重や摩耗状況を測定できるセンサー。

タイヤが路面と接する区間で得られる波形データは、タイヤにかかる荷重や摩耗の状態によって異なるため、従来より培ってきたタイヤ技術の知見とAIを活用した独自の解析手法を使い、タイヤの摩耗状況やタイヤにかかっている荷重を推定することを可能にするという

ウェブフリートソリューションで進めるモビリティの効率化

ウェブフリートソリューション:テレマティクス技術・データを活用し、顧客企業の車両の生産性、安全性、コスト効率向上を実現するためのソリューションプラットフォーム(ブースではシミュレーションを実施)。