スズキ、クーペとSUVを融合させたEV「Concept FUTURO-e」をインドの「オートエキスポ 2020」で展示

「オートエキスポ 2020」に参考出品されたEV（電気自動車）コンセプトモデル「Concept FUTURO-e（コンセプト・フュートゥロ・イー）」

　スズキは2月5日、インド デリー近郊で開幕した「オートエキスポ 2020」の出展概要を発表。クーペとSUVを融合させたEV（電気自動車）コンセプトモデル「Concept FUTURO-e（コンセプト・フュートゥロ・イー）」を参考出品している。

　スズキのインド 4輪子会社のマルチ・スズキ・インディアと2輪子会社のスズキ・モーターサイクル・インディアが実際の出展を行なっているこのショーで、スズキはデザイン性や利便性だけでなく、環境性能の向上にも取り組むことにより、インドの4輪車＆2輪車市場の持続可能な発展に寄与していくスズキグループの姿勢をアピールする。

　コンセプトモデルのConcept FUTURO-eは、若者が求める力強く刺激的なデザインを、人気のSUVセグメントのコンセプトモデルで表現することにより、マルチ・スズキが考える新しい時代のクルマのスタイルを提案する。

　このほかにマルチ・スズキは、インド市場で要望が多かったガソリンエンジンを搭載し、4月から始まる新しい排出ガス規制（BS6）に対応した主力コンパクトSUV「ビターラ ブレッツァ」、SUVテイストを強化した新デザインのプレミアムコンパクトカー「イグニス」など4輪車を計17台展示。さらに「ジクサー」「バーグマン・ストリート」など2輪車3台も展示する。

　また、スズキ・モーターサイクル・インディアは、インドで生産している国内向け完成車モデルを全車「BS6対応車」として車両展示。主力スクーターとなっている「アクセス125」をはじめ、MotoGP参戦マシンの「GSX-RR」と、“MotoGPカラー”を与えた「ジクサー250」「バーグマン・ストリート」を参考出品。全23台の2輪車を展示する。

MotoGP参戦マシン「GSX-RR」