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ホンダアクセス、SUPER GT参戦マシン2020年仕様のカラーリング公開

3月7日~8日の「モースポフェス 2020 SUZUKA」で実車披露

2020年2月18日 発表

2020年仕様の64号車「Modulo NSX-GT」

 ホンダアクセスは2月18日、SUPER GTのGT500クラスに参戦する「Modulo Nakajima Racing」、GT300クラスに参戦する「Modulo Drago CORSE」の両チームで2020年シーズンに使用するマシンのカラーリングを公開した。

 Modulo Nakajima Racingの64号車「Modulo NSX-GT」、Modulo Drago CORSEの34号車「Modulo KENWOOD NSX GT3」のどちらもホンダアクセスのデザイナーがカラーリングデザインを担当。2018年から使用している黒・赤・白を基調としたModuloマシンのカラーリングテーマ「ダイナミック」を継承しつつ、2019年のレース活動におけるサーキットでの走行シーンを検証。多数のマシンが競い合うSUPER GTのレース中でもそれぞれのマシンの特徴を捉えられるよう視認性を高め、パワフルで洗練されたデザインに仕上げている。

 また、2020年からGT500クラスでDTM(ドイツツーリングカー選手権)との共通規格「クラス1」規則に準拠する新レギュレーションが採用され、ベースとなる「NSX-GT」も新パッケージングに生まれ変わったことを受け、64号車 Modulo NSX-GTでは2019年仕様で車体全体に点在していた白いカラーリング部分を、車体前方から後方にかけて延長。後方に風が抜けるようなイメージと伸びやかさを表現している。さらにリアウイングも白いカラーリングとして車体のワイドさを強調し、迫力のあるシルエットを実現している。

2020年仕様の34号車「Modulo KENWOOD NSX GT3」

 両マシンは3月7日~8日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催されるイベント「モースポフェス 2020 SUZUKA~モータースポーツファン感謝デー~」で実車を披露。また、Modulo Nakajima Racingの伊沢拓也選手、大津弘樹選手、Modulo Drago CORSEの道上龍選手、ジェイク・パーソンズ選手、2020年シーズンに「Moduloスマイル」としてModuloチームをサポートする永原芽衣さん、瀬谷ひかるさんもイベント参加を予定している。

 このほか、ホンダアクセスでは3月7日に「Moduloチーム応援サイト」を開設し、両チームの活動などを紹介していくとのこと。