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ポルシェ、「マカン」などSUV4車種で計8912台リコール。燃料漏れのおそれ

2020年3月23日 発表

「マカン」「マカン GTS」「マカン S」「マカン ターボ」のSUVモデル4車種で計8912台のリコール

 ポルシェジャパンは3月23日、燃料漏れのおそれがあるとして「マカン」「マカン GTS」「マカン S」「マカン ターボ」のSUVモデル4車種、計8912台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の輸入期間は2014年9月29日~2018年4月26日。

 不具合は、燃料装置の燃料ポンプサービスホールカバーと燃料ポンプフィルターフランジ間の公差設計が不適切なため、リアシートに荷重がかかった際に当該カバーが燃料ポンプの吐出パイプに干渉することがある。そのため、当該パイプに亀裂が生じて燃料が漏れるおそれがある。

 改善措置として、全車両の燃料ポンプサービスホールカバーの干渉部を加工する、もしくは対策品に交換する。また、燃料ポンプ吐出パイプを点検して、亀裂が生じている場合は新品に交換する。これまでの不具合件数は1件で、事故は発生していない。