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ヤナセ、「ジップ」株式取得でオートオークション事業に参入

中古車販売事業の拡大、ビジネス強化を目指す

2020年3月26日 発表

オークション運営会社「ジップ」をヤナセが子会社化

 ヤナセは3月26日、オークション運営会社「ジップ」の株式取得に関する基本合意書を締結し、ジップを子会社として4月1日からオークション事業に参入すると発表した。

 1996年に設立されたジップは、輸入車に特化したオークション運営会社として独自のポジションを確立している会社。ヤナセでは1967年に日本で初めて輸入中古車に品質保証制度を導入するなど、輸入車を中心とした中古車の販売にも取り組んでおり、ジップが行なうオークションにも積極的に出品してきた。

 今回のジップ株式取得によって「良質な高級輸入車が集まるオートオークション会場」の運営をヤナセが継承。輸入車中古車の卸売販路を確保して、中古車販売事業の拡大、ビジネス強化につなげていく。

ジップ会社概要

本社:兵庫県神戸市中央区港島1-4-6
代表者:代表取締役 松本伸(2020年4月10日就任予定)
設立:1996年3月
資本金:2億5000万円
社員数:12名(2020年3月1日現在)
業種:輸入車専門オートオークション運営
東京会場:東京都江戸川区臨海町3-3-3(JAA内)
大阪会場:兵庫県神戸市中央区港島1-4-6(USS神戸内)
オークション開催日(東京会場):毎週土曜日
オークション開催日(大阪会場):毎週木曜日