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ヤナセ、最新のショールームCIを採用した「ヤナセ 府中支店」開所式
「新しいショールームをベースにこの地域でプレミアムブランドNo.1の座を勝ち得ていただきたい」
2019年4月19日 20:11
- 2019年4月20日 営業開始
ヤナセは、東京都府中市の「ヤナセ 府中支店」(メルセデス・ベンツ府中)」を移転・新築して4月20日に営業を開始する。
ヤナセ 府中支店は、府中市中心部エリアの営業力強化を目的に移転・新築された店舗。中央自動車道の国立府中IC(インターチェンジ)から甲州街道を新宿方面に約4km直進した「緑町二丁目」交差点の手前左側に位置し、京王線「府中駅」「東府中駅」の両駅から徒歩約10分と、電車でもアクセスがよい場所に位置する。ヤナセ 府中支店の向かいには、メルセデス・ベンツ認定中古車約20台を展示する「メルセデス・ベンツ府中サーティファイドカーセンター」も店舗を構える。
ショールームは、ヤナセとして初めて最新のメルセデス・ベンツショールームのCI(コーポレート アイデンティティ)「MAR2020(エムエーアール トゥエンティ トゥエンティ)」コンセプトのフルスペックを活用。3台の大型ディスプレイを配置するほか、サービス受付や納車説明を行なう「ハンドオーバー」では、利用シーンに応じて照明の明るさを変化させることが可能。展示スペースはこれまでの4台から8台に大幅に拡張され、2階のサービス工場は7ベイを備える。
店舗詳細
店名:ヤナセ 府中支店(メルセデス・ベンツ府中)
所在地:東京都府中市緑町2-12-7
電話番号:042-365-8500
営業時間:9時30分~19時(土日祝日は18時まで)
定休日:月曜日、年末年始
敷地面積:2364m 2
展示台数:新車8台
ベイ数:7ベイ
スタッフ数:36名
新CI採用の新しいヤナセ 府中支店で甲州街道沿いの地域を強化
オープン前日となる4月19日に行なわれた開所式では、ヤナセ 代表取締役 社長執行役員の𠮷田多孝氏、メルセデス・ベンツ日本 代表取締役社長の上野金太郎氏、ヤナセ 執行役員 本部長の山崎弘行氏があいさつを行なった。
主催者代表としてあいさつを行なった𠮷田氏は、関係者に感謝の意を述べた後、「ヤナセは1977年からこの地でメルセデス・ベンツのクルマを販売し、サービスなどを行なってまいりました。そして、このたび700坪近くの土地を取得いたしまして、ショールームをこれまでの4台から8台に、サービス工場のベイの数を7と拡張いたしまして、当社として初めて最新のメルセデス・ベンツCIデザインであるMAR2020を採用させていただきました」とヤナセ 府中支店を紹介。
続けて「当エリアは競合のプレミアムブランドの販売店が多数集積しております。特にこの府中から八王子方面にかけましては、今後プレミアムブランドの中でもシェア争いがますます厳しくなっていくものだと思います。そのため、この新しい府中支店をフル活用いたしまして、甲州街道沿いの視認性の優れた立地で集客力を高め、新車だけでなく中古車、アフターセールス、保険、ファイナンスなど、あらゆるサービスを高レベルで提供できる“ワンストップディーラーショップ”を運営することで、お客さまへの利便性を高め、この担当エリアにおけるメルセデス・ベンツ、スマートの新車・中古車のさらなる拡販でお客さまの満足度の向上を図り、シェア拡大に努めていく所存でございます」と、抱負を語った。
また、約67年にわたってメルセデス・ベンツのクルマを累積96万381台販売していることに触れ、「取り扱いを開始したころと今とでは経済や社会情勢、市場状況といった面で大きく異なっているかとは思いますが、自動車販売事業はお客さまから選ばれ、支持されることという法則は変わりないと思います。近い将来到達するであろう累積100万台は1つの通過点として、社員一同力を合わせてメルセデス・ベンツの日本における販売やサービスを向上させていきたいと考えております」と今後について述べた。
来賓代表としてあいさつを行なった上野氏は、「甲州街道沿いはかねてからあまり強い地域ではないということもありまして、徹底的にやり直していきたいという考えもありましたので、これをきっかけにしていただきまして、さらなる拡販、そしてお客さまの満足度向上に努めていただけますと幸いです」と期待を述べた。
加えて、「このショールームはヤナセさまとしては初めて、私どもの提唱いたします未来のショールームのあり方であるMAR2020にフルに合致したスペックでオープンしていただきます。今ショールームでは、お客さまと販売店の関係者がしっかりとコミュニケーションを取れるスペースが求められております。将来的にオンラインで販売が行なわれるなどいろいろな話がありますが、現実ではやはりコミュニケーションが最大限のツールとなっておりますので、新しいショールームをベースにお客さまとの関係をさらなる高みに持っていってもらいたいと思います。メルセデス・ベンツ日本としても最大限にバックアップをしながら、この府中支店が昨年を超え、この地域においてプレミアムブランドの中でNo.1の座を勝ち得ていけるように頑張っていただきたいと思います」とエールを送った。
ヤナセの東京営業本部を代表してあいさつを行なった山崎氏は、ヤナセ 府中支店の最大の強みを「新車、サービス部門がサーティファイドカーセンターに限りなく近づいたこと」と話し、「旧社屋から新社屋へと甲州街道に沿って400mほどですが移動いたしました。その結果、ヤナセ 府中支店の入り口からサーティファイドカーセンターが見えるようになりました。新車を見に来られたお客さまが中古車を見ることができ、その逆もしかりです。また、サービスでお越しいただいた場合でも、メルセデス・ベンツ車両の購入検討環境がよりよくなったと言えます」と、ビジネスチャンスが増えたことを述べた。
さらに、「府中支店の管轄テリトリーである府中市、国分寺市、小金井市、多摩市、稲城市のメルセデス・ベンツ車両の保有台数は4300台となります。そして、これらの地域の人口は75万人と規模も大きく、東京競馬場をはじめ優良企業も多く存在いたします。このような環境下ですので、近隣には多くの競合するプレミアムブランドのディーラーが軒を連ね、しのぎを削っている状態でございます。われわれは、この新CIに則った新社屋を武器に、『このお店に来てよかった』『もう1度このお店に来たい』『このお店からクルマを買ってよかった』と言っていただけるような地域No.1ディーラーを目指します」と語った。
最後に、ヤナセ 府中支店 メルセデス・ベンツ府中 支店長の多勢竜一氏が決意表明を実施。多勢氏は、オープンまでにさまざまな不安がありやきもきしていたと述べながらも、「素晴らしいお店をオープンできたことを嬉しく思っています」と話し、「舞台は整いました。甲州街道の重要性を改めて社員一同で肝に銘じて、仕事に取り組んでいきたいと思います」と力強く語った。