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ヤナセ、2017年賞金王のプロゴルファー宮里優作選手にメルセデス・ベンツ「GLE 350 d 4MATIC」贈呈
「ヤナセのクルマに乗って移動も楽しかった。勝因の1つになったと思っています」
2018年3月8日 18:51
- 2018年3月8日 実施
ヤナセは3月8日、ヤナセ東京支店(メルセデス・ベンツ東京芝浦)において、同社が支援しているプロゴルファーの宮里優作選手にメルセデス・ベンツ「GLE 350 d 4MATIC」を贈呈した。これは、宮里選手が2017年シーズンの賞金王を獲得したことを祝うもので、同時に今後もスポンサー契約を延長することが明らかにされた。
ヤナセは宮里選手と2014年3月にスポンサー契約を締結。2017年の獲得賞金は1億8283万1982円で国内男子で1位となり、今回はこれを祝して車両贈呈となった。2017年はジャパンゴルフツアー選手会会長としての役割を果たしながらの賞金王という偉業を成し得た。
励みになると思い、GLEクラスの贈呈を約束した
ヤナセの代表取締役社長 井出健義氏はまず今回の車両贈呈の経緯を説明した。2016年の春のシーズンイン前に挨拶にきた際の話を紹介し、「励みになればと思い、年間の賞金王を獲得したらメルセデス・ベンツを贈呈したい」とささやいたという。しかし、ジャパンゴルフツアー選手会会長の初年度でもあった2016年のシーズンは残念ながら20位に終わった。
そこで、井出氏は2017年春に宮里選手が訪れた際、さらに励みになると考え、「メルセデス・ベンツのなかで何が欲しい?」とささやいたところ「SUV」と答えため、以前宮里選手はMLクラスに乗っていたことから、賞金王になった際にGLEクラスの贈呈を約束した。その結果、最終戦で優勝。逆転して自身初となる賞金王を獲得した。
通常、ゴルフのプロ選手はツアー後の月曜日は休みだが、ジャパンゴルフツアー選手会会長としての役目が月曜日に集中。宮里選手が休みなしで参戦していたことも紹介して偉業を讃えた。「今回、GLEクラスを贈呈できるという私どもにとってもうれしい式を迎えることができました」と喜んだ。
そして、「今年は舞台を海外に移して転戦されると聞いている。ヤナセは世界での大きな飛躍を期して、引き続き応援させていただきたい」とスポンサー契約の更新を発表した。
賞金王の願いが届いてうれしい
井出氏のあいさつの後は、宮里選手へ贈呈する「GLE 350 d 4MATIC」のアンベールが行なわれ、マスコットキーが贈呈された。
宮里選手はヤナセがツアー先の各地で移動のサポートなどを行なっていた点に触れ「最後はフラフラだったんですが、ヤナセのクルマに乗って移動も楽しかった。本当に勝因の1つになったと心の底から思っています」と感謝を述べた。
宮里選手は「GLE 350 d 4MATIC」を前にして「GLEの話をいただいたとき、ささやくように賞金王になったら……ということだったので、その願いが届いてうれしい。このクルマに乗って普段の生活ができると思うとすごく楽しい。スポンサー契約も更新していただいて感謝しております」と話し、「もし、チャンスがあれば……よろしくお願いします、何台でも大丈夫です!」とさらなる活躍と贈呈を匂わせ、場を沸かせた。
メルセデス・ベンツについては「昔から乗りたいクルマでした」と話し、キャディバックをはじめ移動の荷物が多いことから「ちょっと大きいクルマが好き。長距離なので車高が高いクルマのほうが楽に運転できる」とGLEクラスに満足の様子。宮里選手のこれまでのクルマはSUVが3台と多かったという。
クルマについてのエピソードとして、以前、東京在住時に知り合いの方の古希祝いに神戸まで駆けつけたことを紹介。「メルセデス・ベンツで神戸まで、7時間運転していったのですが、すごく楽しかったですね。全く疲れない」とコメントした。
また、クルマは自分のほかにマネージャーが運転することもあり「移動のときは考えが浮かぶときなので、いいアイデアが浮かべばいいですし。その日を反省しながら帰るので、いただいたクルマで技術のアップにつなげたいですね」と話した。
今後はマスターズの初挑戦やヨーロピアンツアー挑戦などを予定しているが、「体調を整えて、ヤナセのロゴのキャップをかぶって、マスターズで暴れたいと思います」と意気込みを語った。