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三菱自動車、「デリカD:5」のテールゲートに不具合。計5608台を改善対策
不具合件数は170件
2020年4月2日 18:14
- 2020年4月2日 発表
三菱自動車工業は4月2日、「デリカD:5」のテールゲートガススプリングに不具合があるとして計5608台の改善対策を国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2019年2月8日~4月15日。これまでの不具合件数は170件。事故は発生していない。
不具合は、テールゲートのガス封入式スプリングにおいてロッドのメッキ処理時の温度管理が不適切なため、メッキ部分に微小亀裂が発生しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、封入されたガスがメッキの微小亀裂部分から漏れ、ガススプリングの反力が低下。最悪の場合ではテールゲートが保持できなくなるおそれがある。
改善対策として、全車両の当該ガススプリングのロット番号を確認して、対象のものは良品と交換する。