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WECの新スケジュール発表。富士6時間耐久レースが開催延期

中止の第6戦 セブリングに替えて11月にバーレーン8時間レース開催

2020年4月3日(現地時間) 発表

「WEC 第3戦 富士6時間耐久レース」の開催が延期に(写真は2019年10月に開催されたレースで富士スピードウェイを走る8号車トヨタ TS050 HYBRID)

 FIA(世界自動車連盟)は4月3日(現地時間)、WEC(FIA世界耐久選手権)2019-2020年シーズンの新しい開催カレンダーを発表した。

 新しい日程では、新型コロナウイルスの影響で開催が中止された「第6戦 セブリング 1000マイルレース」に代わり、当初はシーズン最終戦として位置付けられていた9月19日~20日(現地時間)の「ル・マン24時間レース」の終了後、11月21日(現地時間)に「バーレーン8時間レース」が開催されることになった。

 これはイベント数が変化しないよう保持し、競技者間で公平性と平等なスポーツ条件を保証するための措置。

 この発表に合わせ、次期シーズンとなる2020-2021年シーズンの開催カレンダーは完全に作り直されることになり、2021年3月まで新シーズンは開始されないとの方針が示されている。これを受け、富士スピードウェイは当初10月30日~11月1日に開催予定だった「2020-2021 FIA世界耐久選手権 第3戦 富士6時間耐久レース」の開催を延期すると発表した。2021年の富士大会については改めて発表されるとのこと。

新たに発表されたWEC 2019-2020年シーズン(シーズン8)の開催カレンダー