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【WEC 第2戦 富士6時間】ブエミ/中嶋/ハートレー組の8号車トヨタ TS050 HYBRIDが優勝
富士6時間耐久レースでトヨタの4連覇達成
2019年10月6日 20:11
- 2019年10月4日~6日 開催
富士スピードウェイで10月6日に開催された「2019-2020 FIA 世界耐久選手権 第2戦 富士6時間耐久レース」の決勝レースは、TOYOTA GAZOO RACINGの8号車トヨタ TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー組)が、ポールトゥウィンで優勝。富士6時間耐久レースにおいてトヨタが4連覇を果たした。
決勝レースのスタートグリッドは、ポールポジションを獲得した8号車トヨタ TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー組)に続いて、2番グリッドが7号車トヨタ TS050 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組)、3番グリッドがレベリオン レーシングの1号車レベリオン R13・ギブソン(ブルーノ・セナ/グスターボ・メネーゼス/ノーマン・ナト組)の順。
11時の決勝スタート後しばらくすると、路面がしっとりと濡れる雨模様となったが、レース中間地点の3時間経過後の順位はトップの8号車トヨタ TS050 HYBRIDに続いて、2位が7号車トヨタ TS050 HYBRID、3位が1号車レベリオン R13・ギブソンと順位は変わらずで、8号車と7号車は同一周回、1号車はトップと2周差となった。
トップクラス「LMP1」に参戦するマシンは5台。開幕戦シルバーストーンで1-2フィニッシュしたトヨタにはサクセス・ハンディキャップが適用され、ランキング首位の7号車は1周あたり1.4秒相当、同2位の8号車は1秒相当のハンディキャップが課されている。しかしながら、レース終盤までトヨタの1-2体制は変わらずという状況。
レースの結果は、6時間で232周した8号車トヨタ TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー組)が優勝。2位は33秒955差で7号車トヨタ TS050 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組)。3位が1号車レベリオン R13・ギブソン(ブルーノ・セナ/グスターボ・メネーゼス/ノーマン・ナト組)となった。
ミシュランとグッドイヤーのタイヤコンペティションがあるLMP2クラスは、ミシュランタイヤを装着するレーシング チーム ネダーランドの29号車オレカ 07ギブソン(フリッツ バン・イアード/ギド・ヴァン・デル・ガルデ/ニック デ・フリーズ組)が優勝。クラス2位はグッドイヤータイヤを装着するジョタの38号車オレカ 07・ギブソン(ロベルト ゴンザレス/A・フェリックス・ダ・コスタ/アンソニー・デビッドソン組)、クラス3位は同じくグッドイヤータイヤを装着するジャッキー チェン DC レーシングの37号車 オレカ 07・ギブソン(ホーピン・タン/ガブリエル・オーブリー/ウィル・スティーブンス組)。
ポルシェ、フェラーリ、アストンマーティンといった市販車をベースとしたクラスのLMGTE Proは、アストンマーティン・レーシングの95号車アストンマーティン ヴァンテージ AMR(マルコ・ソーレンセン/ニッキ・ティーム組)が優勝。
LMGTE AmクラスはTF スポーツの90号車アストンマーティン ヴァンテージ AMR(サリフ・ヨロック/チャールズ・イーストウッド/ジョナサン・アダム組)が優勝した。