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【WEC 第2戦 富士6時間】開幕。8号車 トヨタ TS050 HYBRIDが公式練習トップタイム

2019年10月4日~6日 開催

8号車 トヨタ TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー組)

 富士スピードウェイで開催される「2019-2020 FIA 世界耐久選手権 第2戦 富士6時間耐久レース」が10月4日に開幕した。初日は公式練習となっており、11時からの「フリープラクティス1」、15時30分からの「フリープラクティス2」の2回の走行が行なわれた。

 WEC(世界耐久選手権)2019-2020シーズンは、9月の開幕戦 シルバーストン(イギリス)から、2020年6月のル・マン24時間(フランス)まで全8戦が行なわれる。現行のトップカテゴリー「LMP1」規定で競われる最終シーズンとなり、2018年と2019年のル・マン24時間レースを連覇したトヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)の「TS050 HYBRID」がWEC 富士戦を走行するのも今回で見納めとなる。

 そのトヨタは、すでにWEC 2020-2021シーズンへの参戦を表明しており、新たに導入されるハイパーカー規定に合わせて市販車両「GRスーパースポーツ」(仮称)を開発中。その市販車両をベースにしたハイブリッド・プロトタイプ車両でWEC 2020-2021シーズンに参戦予定。

 10月4日に行なわれたフリープラクティス1では、8号車 トヨタ TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー組)が1分27秒373でトップタイムを記録。

1号車 レベリオン R13 ギブソン(ブルーノ・セナ/グスターボ・メネーゼス/ノーマン・ナト組)

 2番手タイムはスイスのレベリオン レーシングの1号車 レベリオン R13 ギブソン(ブルーノ・セナ/グスターボ・メネーゼス/ノーマン・ナト組)の1分27秒659。3番手タイムは7号車 トヨタ TS050 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組)の1分27秒790。

7号車 トヨタ TS050 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組)

 フリープラクティス2のトップタイムは、8号車 トヨタ TS050 HYBRIDの1分25秒623。2番手タイムは1号車 レベリオン R13 ギブソンの1分27秒042。3番手タイムはTEAM LNTの5号車 ジネッタ G60-LT-P1(ルカ・ギオット/ベン・ヘンリー/エゴール・オルドゼフ組)の1分27秒602だった。

5号車 ジネッタ G60-LT-P1(ルカ・ギオット/ベン・ヘンリー/エゴール・オルドゼフ組)

 今後のスケジュールは、10月5日に公式予選、10月6日に6時間の決勝レースが行なわれる。

日本人ドライバーの山下健太選手が参加するハイクラス レーシングの33号車 オレカ 07 - ギブソン(マーク・パターソン/山下健太/A・フィヨルドバッハ組)は、フリープラクティス1で6番手タイムを記録