ニュース
【WEC 第2戦 富士6時間】8号車 トヨタ TS050 HYBRID、中嶋/ハートレー選手のアタックでポール獲得
LMGTE Proは91号車 ポルシェ 911 RSR
2019年10月5日 16:45
- 2019年10月4日~6日 開催
富士スピードウェイで開催されている「2019-2020 FIA 世界耐久選手権 第2戦 富士6時間耐久レース」。10月5日は公式予選が行なわれ、8号車トヨタ TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー組)が、10月6日の決勝レースのポールポジションを獲得した。
2019-2020年シーズンのWEC(世界耐久選手権)開幕戦シルバーストーン4時間レースを1-2フィニッシュしているトヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)は、今シーズン初採用されたサクセス・ハンディキャップが適用される。ハイブリッド・ブースト、1周あたりの燃料使用量、1スティントあたりの燃料量について、下位車両とのポイント差に基づいてハンディが課される。ランキング首位の7号車トヨタ TS050 HYBRIDは1周あたり1.4秒相当。同2位の8号車トヨタ TS050 HYBRIDは1秒相当のハンディキャップが課される。
公式予選を前に9時20分から行なわれたフリープラクティス3では、8号車トヨタ TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー組)が1分25秒621、2番手タイムが7号車トヨタ TS050 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組)が1分25秒827、3番手タイムが1号車レベリオンR13・ギブソン(ブルーノ・セナ/グスタボ・メネゼス/ノルマン・ナト組)が1分26秒827であった。
トップカテゴリーのLMP1とLMP2による公式予選は13時40分から行なわれ、8号車トヨタ TS050 HYBRIDは中嶋一貴選手/ブレンドン・ハートレー選手の2名でタイムアタックを実施。2名の平均タイム1分25秒013でポールポジションを獲得した。予選2位は小林可夢偉選手/ホセ・マリア・ロペス選手のアタックで1分25秒803を記録した7号車トヨタ TS050 HYBRID。
予選3位は1号車レベリオン R13・ギブソン(ブルーノ・セナ/グスターボ・メネーゼス/ノーマン・ナト組)の1分26秒163であった。
LMP2のトップは37号車 オレカ 07・ギブソン(ホーピン・タン/ガブリエル・オーブリー/ウィル・スティーブンス)の1分29秒302。
そのほか、ポルシェ、フェラーリ、アストンマーティンといった市販車をベースとしたクラスのLMGTE Proは91号車 ポルシェ 911 RSR(ジャンマリア・ブルーニ/リヒャルト・リーツ組)がクラストップ。LMGTE Amが57号車ポルシェ 911 RSR(ベン・キーティング/フェリペ・フラガ/ジェローン・ブリークモレン)がクラストップで明日の決勝を迎える。
予選後の会見で、8号車トヨタ TS050 HYBRIDをドライブした中嶋選手は「明日のレースではこのポジションをキープしたい」と、富士6時間耐久レースにおけるチーム4連覇に向けた意気込みを話した。
決勝レースは10月6日11時からスタート、6時間の耐久レースが行なわれる。