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日産自動車、描いて・描いて・描きまくれ!「#drawdrawdraw」キャンペーン

グローバルデザインチームが塗り絵やデザイン画を通してアートを共有

2020年4月17日 発表

塗り絵は23枚用意されている

 日産自動車は4月17日、「すべては1本の線から始まる」というメッセージとともに、日産グローバルデザインチームが、世界中のアート仲間をつなげるソーシャルキャンペーン「#drawdrawdraw」を開始すると発表した。

 今回新たに制作した23ページの塗り絵(PDF)には、愛され続けるヘリテージカーや人気の現行モデル、未来を見据えたコンセプトカーのほか、「フィガロ」や「チョイモビ」といった、一部に熱狂的なファンを有するモデルまで勢ぞろい。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、多くの人が自宅待機となっている中、世界各国の日産デザイナーが数週間をかけてこの塗り絵を制作したという。

 日産のグローバルデザイン担当専務執行役員アルフォンソ・アルバイサ氏は「素晴らしい創造的なアイディアが頭に浮かんだとき、それをデザインとして実現するために最適な方法は“描いて、描いて、描きまくる!”ことです。特に世界的なパンデミックを経験しているこの状況下ではなおさらでしょう。世界中にいる日産のデザイナー達は、今この時間にも描き、そして夢を創造しています。私たちは今、大きな試練に直面していますが、そうしたときにこそ最高の作品が生まれたりするものです。そこで、“創造力豊かに自分を表現する機会を皆さんに提供し、それをともに分かちあえるようにしよう”と考えたのです」とコメント。

 アルバイサ氏は、自宅からのビデオ投稿を開始。映像の中でアルバイサ氏は、2人の息子の意見を取り入れて、自分がいま何を描いているのか、なぜそれを描いているのかを発信している。アルバイサ氏のチームの他のデザイナーたちも、今後ビデオを投稿する予定で、デザインのひらめきや、今何を描いているか、どのようにしてカーデザイナーになったのかなどについて語り、クルマのデザインに携わりたいと思っている人へのアドバイスも行なっていくという。

Nissan invites all to #drawdrawdraw with Alfonso Albaisa(1分43秒)※字幕なし

「今回のキャンペーンは、昨年発表した“ニッサン アリア コンセプト”のデザイナーであるジオバーニ・アローバさんの言葉からインスピレーションを受けています。アローバさんはカーデザイナーになるにはどうすれば良いかとアドバイスを求められたとき、“とにかく描いて、描いて、描きまくることです”と、端的に美しく答えたのです」と、アルバイサ氏は動画の中で解説。

 続けてアルバイサ氏は、「歩道のアートでもナプキンのスケッチでも、日産のホームページからダウンロードした塗り絵でも構いません。ぜひ、皆さんの作品にハッシュタグ“#drawdrawdraw”をつけて投稿してください。私たちは、情熱と創造性を皆さんと分かちあえることを楽しみにしています。日産のデザイナーから皆さんの作品にコメントが来たりしても、驚かないでくださいね」と述べている。