三栄、新刊書籍「エイドリアン・ニューウェイ HOW TO BUILD A CAR」。F1デザイナー著書の日本語完訳版

「エイドリアン・ニューウェイ HOW TO BUILD A CAR」

　三栄は4月28日、書籍「エイドリアン・ニューウェイ HOW TO BUILD A CAR」を発売した。著者は、レイトンハウスやウィリアムズ、マクラーレン、レッドブルで数々のF1マシンを手がけてきたエイドリアン・ニューウェイ氏。翻訳は水書健司氏、監修は世良耕太氏。656ページのハードカバーで、本体価格4800円＋税。

　本書はF1レーシングカーデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイ氏による自伝となる。ターボ 全盛期に一矢報いた空力マシン、アクティブ・サスペンションの成功、アイルトン・セナとの出会いと別れ、新チーム、レッドブルでの挑戦、フェラーリ の誘いを断り続ける理由など、興味深い内容が記されている。

　656ページのハードカバーという圧巻のボリュームで読み応えは十分。少しでもF1に関心があるならばお勧めできる本となる。