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BMW、「C400GT」「C400X」計652台をリコール。アクセルグリップが戻らないおそれ

2020年5月13日 発表

「BMW C400GT」「BMW C400X」2車種、計652台をリコール

 ビー・エム・ダブリューは5月13日、スロットルケーブルに不具合があるとして2輪モデルの「BMW C400GT」「BMW C400X」2車種、計652台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2018年8月15日~2019年12月20日。

 不具合は、スロットルケーブルの防水設計が不適切なため、当該ケーブルに雨水などが浸入することがある。そのため、低温時に浸入した水が凍結し、最悪の場合ではアクセルグリップが戻らず、原動機の回転が下がらなくなるおそれがある。

 改善措置として、全車両のスロットルケースに水抜き用穴を開けて、ケーブルの防水処理を行なう。これまでの不具合件数は0件、事故は発生していない。

改善箇所説明図