BMW、ブランドロゴ変更。2次元で透明な新ロゴデザイン採用

　BMWは3月4日（現地時間）、グローバルで新しいBMWブランドのロゴの使用を開始すると発表した。初公開された新ロゴでは2次元で透明なデザインを採用し、すでに日本の公式サイトなどでも使用されており、さまざまなコミュニケーションの場面に用いるという。

　新ロゴは既存のロゴに加えて使用される新しいメディアブランドとし、車両やディーラーの外装や内装には使用されない。2020年3月3日～2021年5月31日を移行期間として、すべてのオンライン、オフラインコミュニケーション、国際見本市やイベントで展開される。

日本のBMW公式facebook

　Customer and Brand BMW 上級副社長のJens Thiemer氏は「BMWはリレイションシップブランドになりつつあります。新しいコミュニケーションロゴは、開放性と明確性を表しています」とコメント。新しいロゴの使用は、BMWが単に自動車の世界を中心としたものから、テクノロジーとの接続に関するものへの移行を反映したとしている。

　なお、車両への使用はされないとしているが、3月3日（現地時間）に発表したEV（電気自動車）「コンセプト i4」のバッヂに新ロゴが採用されており、2次元で透明なデザインにより、ボディカラーとのシームレスな統合ができると強調していた。

　本国公式サイトでは、1917年から始まるBMWブランドのロゴの歴史を紹介するWebサイトを公開している。