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BMW、EVグラン クーペ「コンセプト i4」。530HPで0-100km/h加速約4.0秒

WLTPモードで最大600kmまで走行可能

2020年3月3日(現地時間) 発表

「コンセプト i4」

 BMWは3月3日(現地時間)、EV(電気自動車)グラン クーペのコンセプトモデル「コンセプト i4」を世界初公開した。

 コンセプト i4は2021年に生産を開始する予定の「i4」を見据えたというピュアEV。長いホイールベース、ファストバックルーフライン、短いオーバーハングで、モダンでエレガントかつダイナミックなデザインとした4ドアグラン クーペモデルで、フロントやサイド、リアに「BMW i」共通となる青いアイコンを配置。フロントのキドニーグリルはエンジンを冷却しないため閉じられており、さまざまなセンサーを収容する“インテリジェンスパネル”となっている。

 ドライブトレーンには、最高出力390kW/530HPを発生するi4用に開発された電動モーターを搭載し、WLTPモードで最大600kmまで走行可能。0-100km/h加速は約4.0秒、最高速は200km/hというスペックを誇るという。

 インテリアは、ドライバーが自ら運転する場合に焦点を当て、すべての要素をドライバー優先に配置。インパネの大部分を占める新しいBMWカーブディスプレイを採用して、モダンで洗練されたイメージを創出するとともに、ほぼすべての操作をタッチコントロールで行なえるようにして、スイッチ類を減らしたミニマムなデザインとした。

コンセプト i4のインテリア
コンセプト i4のデザインスケッチ