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BMW、3列シートで最大7人乗り可能な新型SAV「X7」。価格は1079万円から

265PS/620Nmの直6ディーゼルと530PS/750NmのV8ターボを用意

2019年6月24日 発売

1079万円~1566万円(消費税8%)、1099万円~1595万円(消費税10%)

新型SAV「X7」

 ビー・エム・ダブリューは6月24日、3列シート仕様の最上級ラグジュアリーSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「X7」を発売した。全車右ハンドル仕様で、価格は消費税8%の場合は1079万円~1566万円、消費税10%の場合は1099万円~1595万円。納車開始は8月以降の予定。

 2018年11月に行なわれた「ロサンゼルス・オートショー 2018」で世界初公開されたX7は、ボディサイズが5165×2000×1835mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースが3105mmという車体に3列シートを備え、最大7人乗りに対応。3列目でも乗員が快適に過ごせるラグジュアリー感を備えたモデルとなっている。

モデルエンジン変速機駆動方式価格(消費税8%)価格(消費税10%)
X7 xDrive35d直列6気筒DOHC 3.0リッターディーゼル8速AT4WD10,790,000円10,990,000円
X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス12,060,000円12,290,000円
X7 xDrive35d M Sport8速スポーツAT12,420,000円12,650,000円
X7 M50iV型8気筒DOHC 4.4リッターツインパワーターボ15,660,000円15,950,000円
新型X7のボディサイズは5165×2000×1835mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3105mm
X7 M50i

 パワートレーンでは、最高出力195kW(265PS)/4000rpm、最大トルク620Nm/2000-2500rpmを発生する直列6気筒DOHC 3.0リッターディーゼル、最高出力390kW(530PS)/5500-6000rpm、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発生するV型8気筒4.4リッターツインパワーターボの2種類のエンジンを設定。8速AT、または8速スポーツATと組み合わせる。

 足まわりでは各ホイールに設置したセンサ―で路面状況を感知し、必要に応じて車高を上下それぞれ40mm自動調整する「4輪アダプティブ・エア・サスペンション」、カメラによって進行方向の路面状況を詳細にチェックし、エアサスペンションに加えてダンパー調整、ロール回避などを最適化する「エグゼクティブ・ドライブ・プロ」を採用。最上級ラグジュアリーSAVにふさわしい滑らかな乗り心地を実現する。

新型X7の走行イメージ

 また、ADAS(先進運転支援システム)では高速道路での渋滞時にドライバーをサポートする「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援システム」、35km/h以下での走行時に直近50mの走行軌跡を記憶し、走った道路を自動的に後退可能な「リバース・アシスト」、BMW車で初採用となる「トラフィック・サイン・アシスト(速度制限認識)」機能などを搭載している。

 これに加え、車内では「オーケー・ビー・エム・ダブリュー」などの発話で起動し、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる最新機能「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も採用する。

 インテリアでは、シート表皮に厳選した牛革を使用する「BMW Individualメリノ・レザー」をスタンダードモデル以外のグレードで標準装備。また、シフトセレクターやスタート/ストップボタンなどに透明度の高いクリスタルを採用。キャビン全体からラグジュアリーさが味わえるようにしている。

 なお、セカンドシートは6人乗りのキャプテンシート、7人乗りのベンチシートの2種類が用意される。

新型X7のインパネ
メーターパネルはデジタルタイプとなる
3列シートを採用。6人乗りと7人乗りの2タイプを用意する
ラゲッジスペースはシートアレンジで拡大可能