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BMW、「1、2、3、4シリーズ」など計5万139台をリコール 燃料漏れのおそれ

「1シリーズ」「2シリーズ」「3シリーズ」「4シリーズ」など28車種

2020年9月14日 発表

 ビー・エム・ダブリューは9月14日、燃料漏れのおそれがあるとして、「1シリーズ」「2シリーズ」「3シリーズ」「4シリーズ」など28車種、計5万139台のリコールを国土交通省に届け出た。

 不具合は、燃料装置の燃料タンクの溶接方法が不適切なため、当該タンク上部に取り付けられたカバープレートが正しく溶接されていないものがある。そのため、走行振動等により溶接部に亀裂が生じ、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展し、亀裂部位から燃料が漏れるおそれがある。

 改善措置として、全車両の燃料タンクを良品に交換する。不具合件数は166件、事故は発生していない。対象者車両の製作期間は2012年1月9日~2016年5月25日。

 なお、このリコールは、2018年3月29日付け届出番号「外-2624」で届出し、2019年6月14日付け届出番号「外-2867」で対象範囲を拡大したもので、さらに対象範囲の拡大が必要であったことが判明したため、追加で届出された。

改善箇所説明図