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BMW、サーキット走行も想定する新型「X3 M」「X4 M」。新開発の直6エンジンは480PS発生
Competitionモデルは30PSアップの510PS
2019年6月23日 13:40
- 2019年6月23日 受注開始
- 1268万円~1399万円(消費税8%)
ビー・エム・ダブリューは6月23日、ミドル・クラスSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)/SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)初のMモデル「X3 M」「X4 M」の受注を開始した。価格は1268万円~1399万円(消費税8%)で、10月1日以降に配車・登録される車両には消費税率10%の適用が予定されている。ステアリング位置は右のみの設定。
新型X3 MとX4 Mは、BMW M社がサーキット走行を想定して開発したハイパフォーマンスモデル。新開発の直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンをはじめ、ドライブロジック付き8速ATや4輪駆動システム「BMW M xDrive」、アクティブMディファレンシャルなどを搭載することで、サーキットから一般道まで安定した走行を実現するという。
モデル | 価格(消費税8%) | 価格(消費税10%) |
---|---|---|
X3 M | 12,680,000円 | 12,920,000円 |
X3 M Competition | 13,680,000円 | 13,940,000円 |
X4 M | 12,990,000円 | 13,240,000円 |
X4 M Competition | 13,990,000円 | 14,250,000円 |
いずれのモデルもBMW M社が新開発した直列6気筒3.0リッターツインターボエンジンを搭載。シリンダーヘッドのヘッドコアの成形型に3Dプリント技術が初採用され、従来の金属加工技術では困難だった複雑な形状成形が可能になった。また、さらなる軽量化を実現すると共に、クーラントダクトを自由に配置することができるようになり、より効率的な温度管理が可能になったという。さらに、燃料をエンジンの燃焼室に吹き込む高圧フューエルインジェクションの噴出圧力が従来の200barから350barに改良したことで、空気と燃料の混合効率が向上し、燃焼効率が大幅に改善。
これらによりX3 M/X4 Mでは最高出力353kW(480PS)/6250rpm、最大トルク600Nm/2600-5600rpmを、X3 M Competition/X4 M Competitionでは最高出力375kW(510PS)/6250rpm、最大トルク600Nm/2600-5950rpmをそれぞれ発生する。
エクステリアでは、キドニーグリルにMモデルを象徴するダブルバーを採用したほか、エクステリアミラーに空力性能を向上させるダブルリッジデザインのMミラー、さらにサイドギルにはMロゴを装備。さらにMモデルらしい、刺激的なサウンドを響かせる4本の直径100mmのブラック仕様テール・パイプを備えたMスポーツ・エキゾースト・システムをCompetitionモデルに採用した。