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BMW、非凡性や興奮を表わす“8”の新型「8シリーズ クーペ」発表会
最初の30台は“特別なクリスマスサプライズ”で12月25日に納車
2018年11月9日 18:11
- 2018年11月9日 開催
ビー・エム・ダブリューは11月9日、同日に発売した新型ラグジュアリークーペ「8シリーズ クーペ」の発表会を開催した。
8シリーズ クーペは、4輪駆動モデルとなる「M850i xDrive」のワングレードで、価格は1714万円。ボディサイズは4855×1900×1345mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2820mm。最高出力390kW(530PS)/5500-6000rpm(欧州値)、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発生する新開発のV型8気筒DOHC 4.4リッターツインパワーターボエンジンを搭載し、トランスミッションには8速ATを組み合わせる。
そのほか、機能などの詳細については別記事で紹介しているので、そちらをご確認いただきたい。
発表会では、ビー・エム・ダブリュー 代表取締役社長 ペーター・クロンシュナーブル氏が挨拶を実施。
クロンシュナーブル氏は「BMWにおいて、“8”は非凡性や興奮を表わします。今回の8シリーズクーペは、BMWグループの“ストラテジー ナンバーワン ネクスト”で定義されるラグジュアリーセグメントモデル構想の重要な要となります」と述べた後、機能やデザインについて説明。
8シリーズ クーペの特徴として「キャラクターの多様さ」を挙げ、「コンフォートモードでの最高にリラックスしたクルージングから、ボタンを押すだけで極めてスポーティなキャラクターに変貌します。スポーツモードでは、アクセルペダルの特性曲線や出力特性だけでなく、その発するサウンドも変化します」と紹介。
サスペンションは「最高の俊敏性」「正確性」「パフォーマンス」を発揮するセットアップが行なわれたと述べ、電子制御式ダンパー/スタビライザーを備えた「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」に加え、「インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング」「リアアクスルディファレンシャル・ロック」を搭載し、タイヤは8シリーズ クーペに合わせて専用開発されたと説明した。
続けて、2019年には8シリーズのカブリオレとグラン クーペが設定されること、これらのすべてにMモデルが設定されること、2019年以降からBMWインディビジュアルの提供が始まることなど、今後の展開を語った。
また、8シリーズ クーペの納車時期が2019年1月になることに触れ、「最初の30台に限り、12月25日に特別に納車できるように調整いたしました」と、“特別なクリスマスサプライズ”について紹介。
さらに、「新しいオンラインプラットフォーム『BMW プレ・オーダー』をスタートさせます。これはまだ正式には販売されていないモデルのために創設され、ラグジュアリーセグメントのまったく新しいモデルをいち早くお届けすることを可能にします。そこでは来年発売される新型『X7』を今すぐオンラインで予約することが可能になりました。予約したお客さまには日本で販売が開始されると同時にディーラーからご連絡をし、ご注文を伺い、最初の生産枠の1台を確保します」と、新しいプロジェクトを開始することを発表した。
最後にクロンシュナーブル氏は「あらゆる物を備えた8シリーズ クーペは、卓越したパフォーマンス、感情を刺激するデザイン、最新鋭のラグジュアリー、最先端のテクノロジーに加え、独自の表示および操作システム、ドライビングアシストプラス、コネクティビティなど極めて先進的な装備品を誇るドリームカーです」と8シリーズ クーペについて語り、挨拶を締めくくった。