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独BMW、コンパクト4ドアクーペ「2シリーズ グランクーペ」。LA オートショー2019で世界初公開
2020年3月に市場投入予定
2019年10月16日 14:24
- 2019年11月16日(現地時間) 発表
独BMWは10月16日(現地時間)、高級コンパクトセグメント市場に投入する4ドアクーペ「2シリーズ グランクーペ」を発表。今後、11月のロサンゼルスオートショーで世界初公開、2020年3月に市場投入予定としている。ドイツ本国での価格は、218iで3万1950ユーロ、220dで3万9900ユーロ、M235i xDriveで5万1900ユーロとなる。
2シリーズ グランクーペのボディサイズは4526×1800×1420mm(全長×全幅×全高)。2670mmのホイールベースにより、低くスポーティな外観にかかわらず乗客に十分な空間を与え、さらに430Lのラゲッジスペースを備える。
エクステリアでは、フレームレスサイドウィンドウ、Cピラーのリアライト、3次元メッシュを配したキドニーグリルなどを採用しているのが特徴となっている。
2シリーズ グランクーペは、新型「1シリーズ」と同様にBMWの前輪駆動アーキテクチャを採用。トップモデルの「M235i xDrive」は、225kW(306HP)を発生する直列4気筒エンジンを搭載して、ローンチコントロール付き8速ステップトロニックスポーツトランスミッションを組み合わせる。駆動方式は4WDの「xDrive」を採用。M235i xDriveの標準仕様として、機械式トルセンデフ、M Sportステアリング、M Sportブレーキといった装備が含まれる。
M235i xDriveモデルのほかにも、「218i」の103kW(140HP)の直列3気筒 ガソリンエンジン、「220d」の140kW(190HP)の直列4気筒 ディーゼルエンジンもラインアップ。ベーシック、アドバンテージ、スポーツライン、ラグジュアリーライン、M Sportの5つのモデルラインを用意する。さらに、米国では最高出力170kW(231HP)を発生する直列4気筒 2リッターエンジンを搭載した「228i xDrive」が入手可能。
最新の運転支援機能やコネクテッド機能も装備されるほか、スマートフォン連携では、オプションのBMWデジタルキーを選択した場合、スマホから2シリーズ グランクーペのロックやロック解除が可能。スマホをトレイに置くとエンジンを始動することができる。
また、コネクテッドナビゲーションサービスを使用すると、さまざまなアプリから目的地を直接クルマのナビゲーションシステムに送信して、保存して同期することが可能となっている。