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Borderless、双眼式HUDと超広角リアカメラを備えた「クロスヘルメット X1」

最大25%OFFで応援購入できるクラウドファンディングキャンペーン開始

2020年5月20日 発表

クロスヘルメット X1

 Borderlessは5月20日、業界初となる専用設計の双眼式HUD(ヘッドアップディスプレイ)と超広角リアカメラを備えたバイク用ヘルメット「クロスヘルメット X1」のクラウドファンディングキャンペーンを「Makuake」で開始した。

 クラウドファンディングキャンペーンでは、一般販売予定価格18万9000円のクロスヘルメット X1を最大25%OFF(数量限定)で応援購入可能、開催期間は60日間。支援者向けの出荷開始時期は2020年11月中旬ごろを予定している。

 クロスヘルメット X1は、専用設計の双眼式HUDと超広角リアカメラを備えることで、ライダーに前方と後方合わせて360度の視界を提供するバイク用ヘルメット。特許技術のサウンドコントロールシステムを実装して、ライダー自身による環境音場の制御を可能にするほか、2.4GHzワイヤレス接続機能を搭載して、スマートフォンとの連携を行なうこともできる。

 独自に提供されるiOSやAndroidアプリを使用することで、HUD上にナビゲーション情報や到着予想時刻、天気予報、通信状況などの情報を表示することができ、サウンドコントロールの音場調整、VoIPテクノロジーを基盤としたグループトーク、音楽・ラジオ再生などを可能にするという。

CrossHelmet [Makuake]

 サイズについては、Mサイズ(58~60cm)、Lサイズ(61~62cm)、カラーはラスターブラックが選択可能。

 Borderlessはデザイナーの大野新氏によって設立された日本発のスタートアップ企業。ソニー、ニコン、ヤマハ、ノキア、フジゼロックスなどで経験を積んだデザイナーとエンジニアを中心に、2014年よりプロジェクトを開始。2017年に海外のクラウドファンディングキャンペーンで目標金額の300%を達成し、その後量産に向けた開発を進め、今回のキャンペーン開催は国内販売に向けた体制を整えることを目的にしているという。