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【CES Asia 2019】バイク用小型HUD「XHD-03」など、ジャパンディスプレイが初出展
スマホ連携するバイク用小型HUD
2019年6月14日 22:15
- 2019年6月11日~13日(現地時間) 開催
中国 上海で開催された「CES Asia 2019」(上海新国際博覧中心:6月11日~13日)に、ジャパンディスプレイが初出展。バイク用小型ヘッドアップディスプレイ「XHD-03」などを展示した。
2019年度中の発売を予定しているXHD-03は、ヘルメットにヘッドアップディスプレイユニットを装着することで、走行時の視線を維持した状態でナビゲーション情報を確認することが可能となる製品。
XHD-03は、JDI Future Trip Projectとして2018年に発表した、ヘルメットに着脱可能な小型のヘッドアップディスプレイ搭載外付けユニットを改良したもので、今回のXHD-03では新たにスマートフォンとの連携も実現させた。
ジャパンディスプレイ ヴァイスプレジデントでマーケティング&イノベーション戦略統括部 統括部長の下垣内康氏によると、今回の出展はこれまでのBtoBのビジネス領域に留まらない、BtoCへの展開を目指した製品群を紹介するためという。
ブースでは、XHD-03のほかに、映像と香り、音を楽しめるMulti Sensory Device「XVG-01」、LTPSバックプレーン技術とタッチパネル技術を活用した「静電容量式ガラス指紋センサ」、ミュージックディスプレイ「LPX-01」を展示。
ミュージックディスプレイのLPX-01は、バックライトの光源に奥行きを持たせて実在感のある映像表現を追究したといい、ブースでは立体的に見える初音ミクが音楽に合わせてダンスする様子をデモしていた。
なお、今回出展したバイク用小型ヘッドアップディスプレイ「XHD-03」はビークルテクノロジーカテゴリーで、映像と香りと音を楽しめる「XVG-01」はライフスタイルカテゴリーにおいて、CES Asia 2019 イノベーションアワードを受賞した。