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【CES Asia 2019】開幕。自動車技術の出展に日産やデンソーが初参加
アウディの基調講演で「holoride」を紹介
2019年6月12日 00:00
中国上海で「AR/VR、ロボティクス」「5G、AI、IoT」「自動車技術」「スタートアップ」といった領域のコンシューマテクノロジーが披露されるイベント「CES Asia」(会期:6月11日~13日)が6月11日(現地時間)に開幕した。
CES Asiaの会場は中国 上海市にあるShanghai New International Expo Centre(上海新国際博覧中心)となり、会場では6つのホールを使用して展示などが行なわれている。その中で自動車技術に関する展示は2つのホールを使用するなど注目度の高い領域となっている。
2019年のCES Asiaには日産自動車やデンソーが初参加。そのほかにもアウディ、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、本田技研工業、ヒュンダイ(現代自動車)、キア(KIA)、ポールスター(ボルボのEVブランド)といった自動車ブランド、ボッシュ、コンチネンタルといった自動車部品サプライヤーが出展している。
開催初日はファーウェイ、ヒュンダイ、アウディの代表者による基調講演が行なわれた。その中でアウディ中国の社長 Thomas Owsianski氏による基調講演では、「Audi connect」「V2X」「holoride」「Audi AI:ME」といった4つの新しいテクノロジーを紹介。
車載エンターテインメントフォーマットとして紹介された「holoride」のイメージムービーでは、VRゴーグルを装着した乗客が移動する車内でデジタルアドベンチャーを楽しむ様子を示すなど、アウディの描く自動車の未来を伝えた。