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ダイムラー、新型「メルセデスAMG E 63」セダンとエステート公開。フロントホイールアーチを拡大
V型8気筒 4.0リッターターボエンジン搭載のハイパフォーマンスモデル
2020年6月19日 14:25
- 2020年6月18日(現地時間) 発表
ダイムラーは6月18日(現地時間)、新型「Eクラス」をベースにしたハイパフォーマンスモデル「メルセデスAMG E 63 4MATIC+」のセダンとエステートを公開した。
モデルラインアップは「E 63 4MATIC+セダン」「E 63 S 4MATIC+セダン」「E 63 4MATIC+エステート」「E 63 S 4MATIC+エステート」の4モデルを用意する。
新デザインを採用した外観では、フロントデザインが大きく3つのエアインテークを備えたデザインに変更され、航空機のようなスポイラー形状によりフロントアクスルのリフトを大幅に低減させたという。また、大径ホイールの装着に対応するためフロントのホイールアーチを27mm拡大、新デザインの19インチホイールが標準装着され、Sモデルでは20インチホイールが装着される。
走行性能では、全モデルで駆動方式は4WD「AMG Performance 4MATIC」を採用しており、Sモデルには後輪駆動モードになる「ドリフトモード」が標準採用された。ドリフトモードは「RACE」モードにおいて、ESPがOFFでトランスミッションがマニュアルモード時に利用可能。ドリフトモードがONになると純粋な後輪駆動車となり、ドリフトモードはドライバーが再びOFFにするまで作動し続けるという。
そのほか、インテリアではワイドスクリーンコクピットが採用され、AMGモデル固有の機能を備えた新しいAMGパフォーマンスステアリングホイールやMBUXインフォテインメントシステムを装備する。
E 63 4MATIC+セダン、E 63 S 4MATIC+セダン
E 63 4MATIC+セダン、E 63 S 4MATIC+セダンは、V型8気筒4.0リッターツインターボエンジンを搭載。E 63 4MATIC+セダンでは最高出力420kW(571HP)/5750-6500rpm、最大トルク750Nm/2250-5000rpm、E 63 S 4MATIC+セダンでは最高出力450 kW(612HP)5750〜6500rpm、最大トルク850Nm/2500-4500rpmをそれぞれ発生する。
トランスミッションは9速ATの「AMG SPEEDSHIFT MCT 9G」、駆動方式は4WDの「AMG Performance 4MATIC」を採用。燃費性能については11.6L/100kmをそれぞれ実現する。
パフォーマンスでは、0-100km/h加速3.5秒(E 63 S:3.4秒)、最高速は250km/h(E 63 S:300km/h)としている。
E 63 4MATIC+エステート、E 63 S 4MATIC+エステート
E 63 4MATIC+エステート、E 63 S 4MATIC+エステートは、V型8気筒4.0リッターツインターボエンジンを搭載。E 63 4MATIC+エステートでは最高出力420kW(571HP)/5750-6500rpm、最大トルク750Nm/2250-5000rpm、E 63 S 4MATIC+エステートでは最高出力450 kW(612HP)5750〜6500rpm、最大トルク850Nm/2500-4500rpmをそれぞれ発生する。
トランスミッションは9速ATの「AMG SPEEDSHIFT MCT 9G」、駆動方式は4WDの「AMG Performance 4MATIC」を採用する。燃費性能については11.8L(E 63 S:11.9L)/100kmを実現。
パフォーマンスでは、0-100 km/h加速は3.6秒(E 63 S:3.5秒)、最高速は250km/h(E 63 S:290km/h)としている。