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厚生労働省、新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」を15時ごろリリース

iOS 13.5以上、Android 6.0以上に対応

2020年6月19日 発表

新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をリリース

 厚生労働省は6月19日、同日15時ごろより新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をリリースすると発表した。iOS 13.5以上、Android 6.0以上に対応し、App Store、Google Playからダウンロードできる。

 スマートフォン向けアプリ COCOA(COVID-19 Contact Confirming Application)は、厚生労働省が新型コロナウイルス感染拡大防止に資するべく、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム事務局と連携して開発してきたもの。利用者本人の同意を前提に、スマホのBluetooth機能を利用して、アプリ利用者同士が1m以内、かつ15分以上接触した可能性がある場合を記録。もしも過去2週間以内の接触者の中に陽性者が出た場合、アプリで濃厚接触の可能性がある旨が伝えられる。

 ただし、連絡先や位置情報といった個人が特定される情報は記録されないため、いつ誰と接触したのかといった情報は互いに分からない仕様となっている。

 なお、リリース直後はインストールしにくくなる可能性があるとのこと。公開日から1か月間は試行版(プレビュー版)となり、利用状況を参考にしつつ、デザイン・機能などの修正・アップデートを予定しているという。

 19日より都道府県をまたぐ移動が解除され、移動の自由が一歩先に進んだが、同時に感染リスクに対してもあらためて心構えが必要となった。自分自身や家族の健康を守るためにもぜひご活用いただきたい。

COCOAに関するQ&A
6月19日時点のAndroid端末動作確認済み機種