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三菱自動車と専門学校HAL、産学を直結させた「2030年のEV提案プロジェクト」

実践的なプロジェクトを経験し、学生の域を超えた実戦力を身につけてもらう企画

2020年6月24日 発表

 学生ひとり1人がプロの現場で活躍できるよう、企業やクリエイターと連携し、企画立案から実制作までを手がける「産学直結ケーススタディ」を導入している専門学校HALは6月24日、三菱自動車工業とカーデザイン学科との産学連携プロジェクトの実施を発表した。

 プロジェクトのテーマは「2030 EV for Amazing experience」で、学生たちは2030年に向けて、今までのEV(電気自動車)では体験できない価値を持つ「新しいEVの世界観を提案するモビリティ」を企画・提案する。

※画像は過去の授業の様子

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、プロジェクトは4月よりオンラインにて始動していて、学生たちは三菱自動車の第一線で活躍するデザイナーから、制作過程を毎週細かく直接指導を受けている。

 現在9月に実施予定の最終プレゼンテーションに向け、学生たちは新しいアイデアをコンセプトやスケッチなど全体デザイン案としてまとめ、1人1枚のプレゼンテーションパネルを完成させていく途中過程。

 予測できない未来に向けて、今を生きる若者たちはEVを取り巻く生活をどのようにデザインするのか、学生たちの提案に注目したい。