マツダ、「ボンゴブローニイバン」を一部改良。全車「サポカーS・ワイド」該当モデルに

「マツダ ボンゴブローニイバンGL（2WD車）」

　マツダは6月25日、商用バン「ボンゴブローニイバン」を一部改良して販売を開始した。一部改良では、新たにアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー［パーキングサポートブレーキ（静止物）］」などを採用した。価格は253万2200円～371万300円。

　一部改良で全車標準装備としたインテリジェントクリアランスソナー［パーキングサポートブレーキ（静止物）］は、駐車場などで前後の進行方向にある壁などの障害物を検知した場合、発進時にエンジン出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動で被害軽減ブレーキが作動して、クルマの衝突を抑制または被害を軽減するもの。

　これにより、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に、全車を該当させた。

　そのほか、運転席のメーター内に、4.2インチ（TFTカラー）のマルチインフォメーションディスプレイを全車標準装備して、ステアリングホイール上のスイッチで、平均燃費や航続可能距離などを切り替えて表示可能にした。

　また、走行中に周囲の明るさに応じてヘッドランプの点灯を自動で切り替える「オートライトシステム」を全車標準装備している。