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鈴鹿サーキット、土日の混雑時に鈴鹿サーキット流「検温ピットストップ」を実施中。電子ロリポップの導入も検討

鈴鹿サーキットの入場時に行なわれる鈴鹿サーキット流「検温ピットストップ」。土日の混雑時に、分業エリアとして登場する

 鈴鹿サーキットはSNSで、鈴鹿サーキット流「検温ピットストップ」の模様を公開した。この検温ピットストップは、「非接触体温計がインパクトレンチに似ている、という気付きから生まれた」もので、鈴鹿サーキットへの来場者に行なっている検温作業を「少しでも楽しいものにしたい」(鈴鹿サーキットスタッフ談)という思いから行なわれているもの。

 ただし、この「検温ピットストップ」は毎日行なっているものではなく、土曜日や日曜日の午前中など来場者の多いときに、検温、マスク確認、チケット確認などのチェック作業を複数の箇所に分散させるために実施している。平日などはこれらの作業を1か所で行なうため、サインボードは置かれるものの「検温ピットストップ」という特別な検温のみのエリアは設けられないとのことだ。また、現在は混雑時でもいくつかのチケットエリアに登場するのみで、検温は必ず行なっているものの、特別な「検温ピットストップ」エリアに出会えるかどうかは運次第ともいえる。

 現場では「検温ピットストップ」についての改良案などが上がっており、さらなる効率化を検討しているとのこと。その1つとしてF1のピット作業で見られる「電子ロリポップ」(ライトでピットアウトのタイミングを指示する)の導入もあるとのことだ。

 なお、鈴鹿サーキットでは「新型コロナウイルス感染症の予防および拡散防止対策について」というWebページを用意して対策内容を公開しており、「連絡先登録フォーム」に登録すると、万が一の際に連絡がいくなどの取り組みを行なっている。

写真ではマニュアルのロリポップだが、電子ロリポップの導入も検討されているという