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ホンダ、乗用芝刈機「HF2417」を一部改良。前進ペダル保持システムやLEDヘッドライトを採用

「USBソケット」や「小物収納スペース」など追加

2020年8月4日 発売

86万9000円

乗用芝刈機「HF2417」

 本田技研工業は、排気量530ccのVツインエンジンを搭載する乗用芝刈機「HF2417」に広い場所での芝地整備の快適性を高める「前進ペダル保持システム」を搭載するなど一部改良して、8月4日に発売する。価格は86万9000円。

 HF2417は、大容量のグラスバッグを標準装備して、芝を刈る2つのブレードを同期しながら回転させる「ツインブレード同期システム」による刈り残しを軽減した仕上がりなど造園や緑地管理などに適した乗用芝刈機。

容量300Lのグラスバッグを標準装備
最大出力11.3kW(15.4PS)/3600rpmを発生する強制空冷4ストロークのV型2気筒OHC 530cm3エンジンを搭載

 HF2417に採用された「前進ペダル保持システム」は、前進ペダルから足を離しても走行を続けることができ、平地での速度域に合わせて4段階で設定可能。広い場所の芝地整備などでの快適な作業に貢献する。

前進ペダル保持システムを採用

 また、コントロールパネルが刷新され「稼働時間」や「バッテリー電圧」などを確認できる液晶のデジタルメーターを採用。着座位置からの視認性に配慮するだけでなく、メンテナンスタイミングの通知機能により、適切な機材の管理をサポートする。

液晶のデジタルメーターを採用

 さらに、従来モデルに対して背もたれの高さを伸長し、座面のホールド感を高めたシートにアームレストを追加して快適性を高めるとともに、ハンドルのグリップ径を拡大した「大径ハンドル」、周辺環境の明るさを感知して自動的にヘッドライトを点灯させる従来のオートライト機能に加え、「LEDヘッドライト」を採用した。

アームレスト付きシートを採用
ハンドルのグリップ径を拡大した「大径ハンドル」を採用
LEDヘッドライトを採用

 そのほか、計画表やメモなど、作業時の「小物収納スペース」や「USBソケット」を新たに設けたことで、使い勝手を高めた。

「USBソケット」
「小物収納スペース」