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ユピテル、あおり運転などの対策に フロント360度の前後2カメラドラレコ「Q-30R」
2020年8月13日 13:10
- 2020年8月 発売
- オープンプライス
ユピテルは、360度のフロントカメラに加え、あおり運転などの対策にも適する後方記録用リアカメラを備えたドライブレコーダー「marumie(マルミエ) Q-30R」を8月に発売した。価格はオープンプライスで、ユピテル公式オンラインショップでの販売価格は3万9600円。
Q-30Rは、フロントに水平360度×垂直24度の広い画角を持つ500万画素カラーCMOSカメラを採用。リアには後方車両のナンバーも鮮明に記録できる対角155度の200万画素カラーCMOSカメラを採用し、前後左右や車内に加えて後方の詳細な情報も記録可能とした。
前後カメラ共に、監視カメラ用途のCMOSイメージセンサ向けに開発された、高感度・高画質を実現するソニーの裏面照射型画素技術「STARVIS」を搭載。白とびや黒つぶれを抑えるHDR(ハイダイナミックレンジ)も採用している。
録画映像は、Windows標準の動画再生アプリケーションのほか、無料ダウンロードできるPC専用ビューアソフトで確認可能。専用ビューアソフトでは走行映像だけでなく、搭載されるGPSとGセンサーの情報を活用して、日時や地図上の自車位置、走行速度、Gセンサーグラフも表示でき、記録された位置情報から走行軌跡もたどることができる。
また、上書き回数に優れた高耐久のmicroSDカード(32GB)を付属。従来品では、記録と削除の繰り返しで生じる断片化による書き込みエラーが起こらないよう定期的なフォーマットを必要としていたが、Q-30Rでは断片化が起きない独自のファイルシステムを採用して、定期フォーマットを不要とした。付属のmicroSDカード(32GB)への録画目安時間は、録画画質を初期値の高画質にした場合だと、常時録画(29.1コマ/秒)で約82分、タイムラプス(1コマ/秒)で約120分。
そのほかにも、microSDカードの破損や不具合を検知すると画面とブザーで通知する機能を採用。事故などで車両の電源が断たれても、バックアップ機能により録画中の映像も破損することなく記録可能としている。
なお、オプションの「マルチバッテリー(OP-MB4000)」「電圧監視機能付 電源ユニット(OP-VMU01)」の装着により、最大約12時間の駐車監視機能に対応。駐車監視時は、1コマ/秒で記録する「タイムラプスモード」、物の動きを検知した時のみ記録する「動体検知モード」の2つのモードを選択可能とした。