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マツダ丸本社長、トヨタのル・マン24時間優勝を受け「チームジャパンの一員として、自分事のように感動しています」
ロータリーエンジンを搭載したクルマを、再び世の中に送り出すという夢をいつか実現したい
2020年9月21日 01:30
- 2020年9月20日 発表
マツダの丸本明 代表取締役社長は9月20日、TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ自動車)の第88回ル・マン24時間レースでの優勝を受け、公式ブログを通じてコメントを発表した。
TOYOTA GAZOO Racingは今回の優勝でル・マン24時間レースの3連覇を果たしており、丸本社長は「『いざ、3連覇へ』が『いま、3連覇』になり、チームジャパンの一員として、自分事のように感動しています。この優勝は日本の自動車業界に大変勇気を与えていただいたと思います」とその功績を称えるとともに、「私はその歓びを少しおすそ分けいただき、夢の中で29年前の興奮が蘇ることを期待しています。あの日、ロータリーエンジンはマツダを表彰台の真ん中に連れて行ってくれました」と、1991年のル・マン24時間レースで総合優勝を果たしたマツダ 787Bの思い出についてコメント。
また、「そのロータリーエンジンを搭載したクルマを、再び世の中に送り出すという夢をいつか実現したいと改めて想いを強くしました」とも述べられている。
丸本社長のコメント
TOYOTA GAZOO Racingのみなさま、
第88回ル・マン24時間レースの優勝、大変おめでとうございます!
チームのみなさま、関係者のみなさま、そして世界中のトヨタファンのみなさまに心よりお祝い申し上げます。
「いざ、3連覇へ」が「いま、3連覇」になり、チームジャパンの一員として、自分事のように感動しています。
この優勝は日本の自動車業界に大変勇気を与えていただいたと思います。
日本の自動車史に残る金字塔が打ち立てられた瞬間に、リモートながら立ち会うことができ、とても光栄です。
寝ても覚めても大好きなクルマのことを考えておられるモリゾウさんをはじめとするトヨタのみなさま、今晩は勝利の歓びに浸ってゆっくりお休みになってください。
私はその歓びを少しおすそ分けいただき、夢の中で29年前の興奮が蘇ることを期待しています。
あの日、ロータリーエンジンはマツダを表彰台の真ん中に連れて行ってくれました。
そのロータリーエンジンを搭載したクルマを、再び世の中に送り出すという夢をいつか実現したいと改めて想いを強くしました。
これからもオールジャパンで、クルマを通し世界に感動を伝えてまいりましょう。
マツダ株式会社 代表取締役社長 丸本明