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スズキ、「キャリイ」や日産「NT100 クリッパー」など計8万2590台をリコール。燃料タンクに不具合

2020年10月8日 発表

改善箇所説明図

 スズキは10月8日、燃料装置(燃料タンク)に不具合があるとして、「キャリイ」のほか、日産自動車「NT100 クリッパー」、マツダ「スクラム」、三菱自動車工業「ミニキャブ」の4車種、計8万2590台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2013年9月4日~2014年8月19日。

 リコール内容は、燃料タンクにおいて、車体への取付部位の強度が不足しているため、走行中の振動により当該取付部位付近に亀裂が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、亀裂が進行し燃料がにじみ出ることがあり、最悪の場合、滴下する恐れがある。

 改善措置として、全車両、燃料タンクを対策品に交換する。

 不具合の発見は市場からの情報によるもので、不具合件数は18件、事故は発生していない。

改善箇所説明図