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新型「レヴォーグ」、パナソニックの車種専用9V型ビルトインカーナビ採用

「インプレッサ」「XV」「フォレスター」専用8V型モデルも

2020年10月 順次発売

レヴォーグ専用9V型モデル

 パナソニック オートモーティブ社は10月22日、スバルのディーラーオプションとして、新型「レヴォーグ」専用9V型ビルトインカーナビ、新型「インプレッサ」「スバル XV」「フォレスター」専用8V型ビルトインナビが採用されたと発表。スバルのディーラーオプションとして、2020年10月から順次発売される。

 同製品は、プラットフォームを刷新してユーザーインターフェースを大幅に進化させるとともに、車種専用の開発で車両との統一感あるデザインを実現。ドライブレコーダー、Blu-rayディスク、地デジなどの映像を高精細なHD画質で再生。高性能半導体により、HD地図描画に対応して、Wi-Fi通信による地図更新や高速レスポンスを実現させたという。

プラットフォーム刷新、HD地図描画とユーザーインターフェースを進化

 今回の各種製品では、高性能半導体チップを搭載したカーナビゲーション専用プラットフォームを開発して、ナビゲーションの基本的な性能や操作性を大幅に向上させた。HD描画の新地図は、直感的分わかりやすいアニメーション表示の案内図で、2画面表示のサブ画面はユーザーが置きたい位置に指でフレキシブルに動かせるなど、スムーズで心地よい操作を可能にした。

 ユーザーインターフェースの進化では、直感的な操作をスマートフォン感覚で心地よく行なえる高速レスポンス、電源ONからの立ち上がりに必要な時間を大幅に短縮させたという。

 HD画質に対応した新デザインの地図を採用して、シャープな線、クリアな文字、実物と同様のデザインの方面看板やピクト表示で直感的に認識できるなど、見やすく分かりやすい表示でドライバーをサポート。地図データは詳細な住宅地図で定評のあるゼンリン製を収録。全国の詳細な市街地図を利用できるとしている。

先進的なコックピットに調和する車種専用大画面モデル

 本体デザインは、車種専用モデルとして車両との統一感を高めた。電源OFF時には車内の照明やインテリアに調和してボタン表示が完全に消える静電ブラックアウトボタンを採用して、低反射のHDディスプレイで黒が引き立つ美しいフォルムとした。また、空気層を無くしたボンディング加工ディスプレイの採用することで、外光下でも低反射で視認性が高く、見やすく操作がしやすい大画面ナビを実現した。

レヴォーグ専用9V型ビルトインカーナビ

 レヴォーグ専用9V型モデルの特長は、無駄をそぎ落とし、本来の機能や美しさを際立たせるシンプルなデザインにより洗練された車室内に美しく調和させた。また、レヴォーグ専用オープニング画面を採用している。

インプレッサ、スバル XV、フォレスター専用8V型ビルトインナビ

 8V型モデルの特長は、高級ホームオーディオのような上質なロータリースイッチとシームレスなデザインを採用。マルチファンクションディスプレイ連携とオープニングのスバル画面を採用した。

 そのほかの特長として、9V型、8V型の大画面でBlu-rayディスクの再生が可能なほか、車両の前後方を録画できる専用ドライブレコーダーを用意する。新アルゴリズムの採用で自車位置の精度を大幅に向上させた。

 また、ナビとスマートフォンをWi-Fi通信で接続し、アプリを介さず音声認識で目的地設定ができるようにしたほか、スマートフォンからWi-Fi通信でナビに新しい地図データをダウンロード可能とした。

 ハイレゾ音源再生に対応して、192kHz/24bitのハイレゾ音源(WAV/FLAC)の高音質をそのままに、車種専用のチューニングで楽しめるハイレゾに対応した高音質な「音の匠スピーカー」を用意している。