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SGT第7戦もてぎ、23号車 MOTUL AUTECH GT-Rのリアウィング翼端板に「全集中 勝利の呼吸」の文字

反対側は「抜かれたら、抜き返す 勝利だ!」

2020年11月8日 開催

毎戦、リアウィング翼端板のデザインが話題となる23号車 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)

 SUPER GT 第7戦もてぎが、11月7日~8日の2日間にわたりツインリンクもてぎで開催されている。8日13時からは決勝レースが行なわれており、シリーズチャンピオンを獲得する上から重要なレースになっている。

 その中で注目されているのが、第3戦鈴鹿、そして前戦の第5戦鈴鹿と鈴鹿を2連勝してシリーズチャンピオン戦線に飛び込んできた23号車 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)。この23号車 MOTUL AUTECH GT-Rは、毎戦リアウィングの翼端板に独自のデザインをすることで知られており、第7戦もてぎでもそのデザインが話題になっている。

 今回の翼端板デザインに刻まれた文字は、右翼端板が「抜かれたら、抜き返す 勝利だ!」。これは、今年の大ヒットドラマ「半沢直樹シリーズ」でおなじみのフレーズに引っかけたもの。

右翼端板は、「抜かれたら、抜き返す 勝利だ!」

 そして、左翼端板に刻まれた文字は、「全集中 勝利の呼吸」。こちらも今大ヒット中の映画「鬼滅の刃」無限列車編に影響を受けたことは間違いなく、リアウィングの両翼端板にトレンドワードが刻まれていた。

左翼端板は、「全集中 勝利の呼吸」

 23号車 MOTUL AUTECH GT-Rを率いる、NISMOの鈴木豊監督は、「スタッフの中に好きな人がいて自由に描いてもらっている」といい、スタッフの感性に任せているところも、最新のトレンドを採り入れる一因になっているのだろう。

NISMOを率いる鈴木豊監督