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ツインリンクもてぎ、アフターコロナの新観客イベント「ドライブスルーピットウォーク」開催 脇阪寿一監督も手を振ってお出迎え

「マツダやん」「日産や」「お、トヨタ」

2020年11月7日~8日 開催

「ドライブスルーピットウォーク」で訪れたトヨタ車に手を振る脇阪寿一監督

 SUPER GT第7戦もてぎが、11月7日~8日の2日間にわたりツインリンクもてぎで開催されている。11月8日の決勝レース前には、観客向けイベントとして「ドライブスルーピットウォーク」が開催された。

 このドライブスルーピットウォークは、コロナ禍後のピットウォークとして考案されたもので、自分が運転するクルマでツインリンクもてぎを先導車付きで走り、ロードコースを1周してピットレーンを通過。さらに半周して東パドックから抜けるというもの。ピットレーン通過時に、作業中のGTカーを見ることができ、運がよければ選手や監督、レースクィーンらから手を振ってもらえる。

こんな感じでピットレーンを隊列走行できる

 実際、今回は脇阪寿一監督や石浦選手がピットレーンに立ちドライブスルーピットウォーク参加者をお出迎え。脇阪監督は「マツダやん」「日産や」「お、トヨタ」とメーカーに言及しつつ通過するすべてのクルマに手を振っていた。

 このイベントはコロナ後のモータースポーツイベントで観客と選手らのふれ合いが限られる中、ツインリンクもてぎが独自に企画したもの。少しでも選手らと観客らがふれあえるように企画した有料イベントとなり、参加費は3000円。決勝レース開催前のツインリンクもてぎのフルコースを1周半でき、決勝レースに向け準備の進むピット作業を楽しむことができていた。今後ほかのサーキットに広がるかどうかは分からないが、アフターコロナのモータースポーツでは、ピットウォークなどのイベントがなくなっており、新たな試みとして注目される。

「マツダやん」といいながらお手振り
「日産や」といいながらお手振り