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日産、「三菱自動車との資本関係の見直しを行なう予定はありません」と声明

2020年11月16日 発表

 日産自動車は11月16日、三菱自動車工業との資本関係見直しに関する報道について、「三菱自動車との資本関係の見直しを行なう予定はありません」との声明を発表した。

 公開されたリリースでは、「当社の『Nissan NEXT』と同様に、三菱自動車も7月に発表した構造改革『Small but beautiful』に取り組んでいるものと認識しています。アライアンスは、これまで以上に、各社の得意分野に集中し、それぞれのアセットを最大限活用していくことが、各社の中期計画達成のための必須条件です」と説明。

 また、「そもそも、アライアンスの基本方針は、各社のブランド戦略・成長戦略を前提とし、その実現のために、お互いにメリットのある案件で協業をするというものです。2020年5月に発表した、商品及び技術開発の効率性向上のための『リーダーとフォロワー』の枠組みの活用もその一つです。この枠組みを活用し、現在三菱自動車とは、軽自動車の開発・生産だけでなく、プラットフォームの共用化、パワートレインの共通化なども進めています」と強調した。