GM、新ブランドロゴ披露 EVの未来に焦点を当てた「EverybodyIn」展開

GMの新ブランドロゴ

　ゼネラルモーターズ（GM）は1月8日（現地時間）、EV（電気自動車）モデルの大量採用を加速するための新しいマーケティングキャンペーン「EverybodyIn」に合わせて新ブランドロゴを披露した。

　新しいGMロゴは、鮮やかなブルーの色調のグラデーションを特徴としており、ゼロエミッションの未来のきれいな空とUltiumプラットフォームのエネルギーをイメージしたもの。丸みを帯びたエッジや小文字のフォントによりモダンな印象を作り出した。

　新ロゴの「m」の下線は、従来のGMロゴを引き継ぐとともにUltiumプラットフォームを視覚的に表し、さらに「m」の文字により作り出される突起の形と合わせて電気プラグをイメージさせるものにした。

「EverybodyIn」キャンペーンでは、新世代の顧客に焦点をあててEVの採用を加速すること、2025年までに270億ドルを投資して2025年末までに世界で30台の新しいEVを発売すること、Ultiumプラットフォームの範囲やパフォーマンス、柔軟性を強調することという、主に3つのテーマで展開される。

　キャンペーンで紹介されるUltiumプラットフォームは、GMの次世代EVラインアップの基盤となり、GMC「ハマーEV」やキャデラック「LYRIQ」など、マスマーケットから高性能車まであらゆるモデルにパワートレーンを供給。フル充電で450マイルの航続距離、一部のモデルでは0～60マイル加速3秒のパフォーマンスを実現するなど、さまざまなサイズや価格のモデルでEVモデルを作り上げることができるとしている。

　GMのグローバル最高マーケティング責任者であるDeborah Wahl氏は「私たちはすべての人をEVに乗せるための、ソリューション、機能、テクノロジー、規模を備えています。私たちの新しいブランドアイデンティティとキャンペーンは、これを反映するように設計されています」とコメントしている。

インフルエンサーを起用したキャンペーンを展開