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スーパー耐久、2020年シーズン最終戦は中止に 「2021年シリーズに向け気持ちを切り替えて準備」
2021年はシリーズ全6戦で開催
2021年1月27日 07:45
- 2021年1月26日 発表
スーパー耐久機構(STO)は1月26日、緊急事態宣言が発令された現在の社会状況を受け中止となった「ピレリスーパー耐久シリーズ2020 第6戦 SUZUKA S耐」の代替大会について、開催を断念して2021年シリーズに向け舵を切る方針を発表した。2020年シリーズのランキングは、5戦を開催した現時点のランキング順に決定となる。
この発表について、スーパー耐久機構 事務局長の桑山晴美氏は、「2020年最終戦中止については、私共はもちろんですが、多くのチームが大変悔しく残念な思いを抱いていたと存じます。しかしさまざまな状況を鑑み、全チームとWebミーティングも行ない、5戦開催できたことをポジティブに捉え、2021年シリーズに向け気持ちを切り替えて準備を進めていくことにいたしました。2020年シーズンはさまざまな条件下における開催など、これまでに経験をしたことのない中シリーズを進めてまいりましたが、支えてくださったエントラントの皆さま、ご関係者さま、ファンの皆さま、サーキット、オフィシャルの皆さまに心より感謝いたします。そして、新型コロナウイルスにより影響を受けた全ての皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。少しでも早くこのウイルスが収束し、モータースポーツ界もこれまで以上に盛り上がっていくよう願っております」とコメントしている。
なお、今回の発表に合わせて2021年シーズンの開催スケジュールもアナウンスされ、シリーズ全6戦で行なわれることになるが、新型コロナウイルス感染症の影響によってスケジュールは変更される場合があるとしている。
「スーパー耐久シリーズ 2021」開催スケジュール
2月27日(公式テスト1):富士スピードウェイ(時間は調整中)
3月20日~21日(第1戦):ツインリンクもてぎ(5時間)
4月17日~18日(第2戦):スポーツランドSUGO(3時間×2レース)
4月28日(公式テスト2):富士スピードウェイ(夜間走行あり。時間は調整中)
5月21日~23日(第3戦):富士スピードウェイ(24時間)
7月31日~8月1日(第4戦):オートポリス(5時間)
9月18日~19日(第5戦):鈴鹿サーキット(5時間)
11月13日~14日(第6戦):岡山国際サーキット(3時間×2レース)