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スーパー耐久仕様の「GRヤリス」「GRスープラ」、富士24時間レースへ向けテスト走行

開幕戦は9月4日~6日、富士SUPER TEC 24時間レース

2020年7月30日 実施

32号車 GRヤリス(井口卓人/佐々木雅弘/TBN/勝田範彦組)。昼間走行時には雨の降る時間帯もあった

 ピレリスーパー耐久シリーズ(以下、S耐)を運営するSTO(スーパー耐久機構事務局、事務局長 桑山晴美)は7月30日、富士スピードウェイにおいてS耐公式テスト開催した。この公式テストは、9月4日~6日に富士スピードウェイで開催される「富士SUPER TEC 24時間レース」へ向けたもので、午前には昼間走行、午後には夜間走行のテストが実施される。

 2020年シーズンは新型コロナウイルス感染症のため開幕戦が延期となり、結果的に9月4日~6日の富士24時間レースが開幕戦となった。この24時間レース前のテストに参加した車両は、ST-1クラス 28号車 ROOKIE Racing GR SUPRA(蒲生尚弥/豊田大輔/小倉康宏/TBN/矢吹久/河野駿佑組)や、32号車 ROOKIE Racing GR YARIS(井口卓人/佐々木雅弘/TBN/勝田範彦組)など注目の車種が多く、ドライバーもスーパーフォーミュラやSUPER GTのチャンピオンドライバーが多数参加していた。

走行テストに挑む32号車 ROOKIE Racing GRヤリス
GRヤリスの各部写真
リアウィングが特徴的
GRヤリスのコクピット。耐久レースへ向けた装備が施されている
28号車 GRスープラ(蒲生尚弥/豊田大輔/小倉康宏/TBN/矢吹久/河野駿佑組)
SUPER GTでは、GT500クラス、GT300クラスを制覇したGRスープラだが、S耐はどのような結果となるのだろう
GRスープラのピット風景
各車夜間のテスト走行も実施